今日は、昼から買い物しに出掛けた。
一通り買い物したら、昼飯を済ませ、時間が結構あったので、その近くのパチ屋に行ったのさ。
その通り道。
妻が「この辺ってさ、八王子城と北条の小田原との戦いの場だったらしいよ・・・」って突然話し出したのよ。
妙なこと突然言うなぁと思って、先に出来るだけ祓っといたの。
時間つぶして、夕飯食って帰ったの。
そこまでは良かったのよ。
帰る途中くらいから、背中の痛みが出始め、腰も痛みだした。
こりゃいかんと、さっさと風呂支度して、湯が溜まる時間の間に、腰の痛みは激化。背中もマックス痛いじゃない。
風呂に入って、霊視してみると・・・。
無念である・・・。
実際はもっとリアルでエグイのだが・・・画像がないわ!!
ご覧のように、背中に矢が刺さり、疲れ果てていて、腰も痛めているのだろう。
そのまんま全力で訴えてくんなぁぁ!!
としいうことで、風呂で話したさ。
俺:無念て何よ?
侍:戦に負けて、死ぬに死に切れん・・・。
俺:勝ってどうするつもりだったの?
侍:親方様のために・・・。
俺:お前に切られて殺された相手の侍も無念だったろうな。
侍:戦であるから仕方ない・・・。
俺:あほか!! じゃあお前も無念って言っとれんじゃないか!!
侍:へ?
俺:自分だけどうにかなろうとでもしてるわけ? そう言うなら、相手の無念や、残された家族のことや、子孫の影響を考えたことあるの?
侍:ワシらは、領地拡大の功績を貰って、少しでも豊かに暮らしたかっただけじゃ。
俺:そりゃぁ、相手だって同じだろうよ。戦いに勝った負けたで生活が変わるって信じていたんだろうよ。結果どうなったよ?
侍:ワシらも相手も、相当数死んだな・・・。
俺:時代と背景がそうだったに過ぎないけど、他にも選択肢はあったはずだよ。
侍:畑耕して暮らしていたほうが・・・。
俺:とりあえず、痛いの治すから、見に行ってこいよ。戦いの結末がどうなったか。えらい人たちは、いつも何していたか。城の中にいて、生きながらえている奴や、それでも責任取って自害する奴や・・・。
そんな対話の後、矢を抜いて、切り傷なおして、身なりを整えてやったさ。
侍は、トボトボと見に行ったよ。
過去も未来も。今この一瞬の中にすべてがある。
きっと過去の今時分に戦っていたのだろう。
土地の周辺一帯は、「無念」であふれかえっている。
今の土地には、当時戦ったあとの「無念」を取り返そうと、転生してきた者もいるだろう。
どんな大義があれど、どんな正義があれど、それを掲げた限りにおいては、その真逆の存在を生み出してしまう宇宙の理を知ってほしい。
その真逆の存在との戦いにおいて、勝った負けたというのは、決して答えではない。
それを為そうと思った結果に過ぎない。
だが、その奥にある真理を学んだものがどれだけいるだろうか。
侍よ・・・早く帰ってこいや~!!
腰が痛すぎるわ!!!!