今まで「ない」と思って、諦めたり、羨んだり、妬んだりして
苦しい思いしてきましたか?
それは、自分の本当の姿を知らないからです。
では、本当の自分って何でしょう?
これから、人間の神秘について探っていきましょう。
はじめに意志ありき
すべての存在は、ある一つの存在から生まれました。一なるものの法則、万物の根源
一つの存在は、己を知るために、もう一人の己を生み出しました・・鏡の法則、太極
もう一人には、完全なる自由を与えました・・・自由意志の法則、愛されている原則
たった一つの約束を課しました。それは必ず自分に帰ってくること・・・
一元回帰の法則、指導原理
そして、一つの存在は、姿を消しました。
もう一人の己の自由な旅をわが経験とするために。
やがて、もう一人はあらゆるものを創造していきます・・・創造主 魂の親
さらなる自己を生み出すべく、自分と反対の存在を生み出しました・・・陰陽の法則、造物主 自我の親
そして、世界(宇宙)はどんどん造られていくのです。
宇宙には、どんな働きがあるの?
エネルギーの4つの力
① 電磁気力 (荒・現魂の力)
身の回りの力はほぼ全部、電磁気。
☆あらゆる存在を存在として位置付ける力
② 引力 (幸魂の力)
惑星が規則的な周回軌道を取る力。
地球が地球中心に引き付ける力(重力)
☆存在を引き付ける力
③ 弱い力 (奇魂の力)
物質の性質を変化させる力
☆存在の変化を促す力
④ 強い力 (和魂の力)
物質同士を結び付ける力
☆存在同士を助け合う力
つまり
全て、
既に備わっているということ。
既に愛されているということ。
既に、与えられているということ。
既に、自由であるいうこと。
宇宙の理は以下の通り
① 単純……物事がシンプルである。
② 調和……摩擦がなくバランスがいい。
③ 共生(協調)……助けあい、補いあう。
④ 開放……秘密がない。
⑤ 自由……束縛がない。
⑥ 公平……差別がないが区別はある。
⑦ 融合……すべてが、全体のもとに一つになっている。
これらのことは、目に見える見えない拘わらず、どんなものも統一されていることなのです。(統一場)
これらは、魂の働きです。
宇宙創造者の分身としてある魂は、前記の事柄を大前提にしています。
これが自分の本当の姿です。
この本当の姿である自分を知るために、自我があります
自我の原則は次の通り
自我とは、個体保存、生命維持の大原則の下に造られています。
自分を守る事、自分のアイデンティティを保証することを、行動の最優先になります。
人の存在として個別化されたときに、命を維持し、自分を守り、主張し、個性として成立するのを目的としている。
母親から生まれ、成長とともに自己認識をし始めると同時に、自我は目覚めます。
家族から始まり、学校、社会に出て人の中に自分を見つけます。
自分は何者で、何をしようとしているのか。
そんな思いを抱きながら、あらゆる経験を積んでいきます。
少しでも他のために働くと、損をした気分になったり、自分を主張したくなったりするのです。
「受け取ること」には一生懸命ですが、「与えること」には消極的です。
このように、人間の自我だけが、宇宙の中で整合しないもう一つの性質を抱いているのです。
地球の理に準じた働きをしながら、自我は成長していきます。
① 複雑
② 不調和
③ 競争
④ 秘密
⑤ 束縛
⑥ 不公平
⑦ 分離
⑧ デジタル
以上の流れの中、様々な思考、感覚などを養っていきます。
そして、自我の大きなポイントとして、自己を守るという部分と裏腹に、死に対する不安、恐怖を併せ持っています。
また、自分以外の他者をコントロールしたがる性質もあります。
より複雑化した社会において、自己尊厳を満たすためには、他者のエネルギーが必要と考えてしまいがちなのです。
自分にエネルギーを向けさせるためのあらゆるドラマを仕掛けていきます。
コントロールドラマ
これによって、強弱者がきまり、格差へと向かってしまいます。
さて、ここまで解説してきましたが、あなたの目には、自我がとても悪い存在に映っていませんか。
宇宙に整合する自己を知るためには、もう一方の整合しない側面が必要となるのです。
こうして、魂と自我は、相反する性質を持ち合わせつつも、一体なるものとして存在しています。
自己の中で葛藤し、疑念を抱き、不安をもたらす部分です。
また希望をもって、信じ、愛する部分でもあります。
この自我があってこそ、人は成長できるのです。
人は、4つのパーツから成り立っています。
①身体…表現する乗り物
②心……表現する意識
③魂……生命の源
④霊体…その全体の取りまとめ。
霊体は、魂の生命エネルギーにより、身体を整え、生み出された心を受発信します。
すべてがバランスよく、調和している状態が人間の健康であると言えます。
自我の維持があり、魂の命があってこそ、人として生きていける。
人は、様々な葛藤があり、問題を定義し、その答えを体験していきながら、経験を積んで成長していくようにできています。
生きゆく中で、実に様々な出来事が起きていることでしょう。
それらすべて、自己成長のためのプロセスであると言えます。
成長の最高地点は、「一なるものへの回帰」ということになります。
「一なるもの」は、自分以外のあらゆる経験をわが経験として歓喜している…。
未来創造は、人間の生きる基本です。
チャレンジすること。
未知なことは、誰しも恐れる。がしかし、
新たな自分創造は、あらゆる可能性を味方にできるのです。
具体的なオーダーには、具体的な結果が返ってきますから、
最高の自分をイメージして、オーダーするだけで叶うシステム。
ただし、時間のズレを信じ待つことができれば・・・。