〇〇があれば幸せ!!っていう。
手に入れる前と、手に入れた後という現実があるだけに過ぎないのだが・・・。
ただ人の心理において、一度手に入れてしまうと、失うことを恐れる。
貧乏だった人が、お金持ちになって、貧乏になるのを恐れる。
テレビやスマホも同じこと。
便利についても同じだ。
そもそも、幸せって何でしょう?
幸せのバロメーターは、個々の意識によって変わってきますよね。
今、自分が満たされていなくて、満たされている状態を望むなら、まだ成しえていない満たされた状態が幸せになるのかな?
つまり、まだ起きてもいない、成ってもいないことを未来に投影して、〇〇を成したら幸せになれる!!という幻想を抱いているだけになるよね。
ダイエットして細くて綺麗な身体になることが幸せになれること?
お金をたくさん稼いで、優雅な暮らしを立てることが幸せになれること?
健康になって生き生きとしていることが幸せになれること?
ということは、今のあなたは幸せではないと感じているのかな?
提供された情報をもとに、そうなると幸せになれるというものがありますが、一度手にしてまうと、それを維持しないと幸せでなくなるという「恐れ」を抱いてしまうものです。
ダイエットにしても、健康管理にしても、お金にしても、得続けられることに固執してしまう。
また、それを失う「恐れ」も同時に併せ持ってしまいます。
この繰り返しの行為が「着ぐるみ」となって、自らの内なる声を遮り、外側に向けた鎧となり、がんじがらめになって身動きが取れなくなってしまう。
幸せになるために始めたことが、いつの間にか「不幸」を呼び寄せてしまっている現実があったりします。
幸せとは、「ただそう感じること」
その一瞬に感じていること。
ご飯を食べて満腹で幸せを感じる。
精一杯働いて、喜んでもらえて幸せを感じる。
元気な子供たちの姿を見て幸せを感じる。
外の空気を胸いっぱいに吸い込んだときに幸せを感じる。
生きている一瞬の中に、生活の一瞬の中に幸せを感じられているか。
その小さな幸せの積み重ねが、幸せである実感となっていくのではないでしょうか?
実は、「幸せ」は全て与えられているのではないでしょうか?
それがないと幸せになれない・・・という思い込みを捨ててみたら、幸せだらけかもしれないよ。
悪魔さんはこう言います
『人は丸裸で生まれてきたとき、既に幸せであったのだ』
純粋で無垢で無邪気であること、そのものが幸せの象徴なのです。
成長するにつれ、様々な影響を受けて、いろんな垢がついてくるもの。
こうなると、ああなると、幸せに違いない・・・という幻想。
競争して勝つことが正しくて、負けることは許されない・・・という幻想。
優雅に暮らすことが成功で、貧乏は負け組・・・という幻想。
まとめ
何かを得ないと幸せになれないは、何かを失う恐れを併せ持つということ。
それが無くなったところで、得る前の状態に戻るだけだし、そのときも幸せだったということ。
世の中の策略や善の陰には、計算されたものがあり、固執を生み出す仕組みがある。
それを分かったうえで、自分の発展や変化のために取り入れるのは、むしろいいことだと思う。
己の芯をしっかり持って、情報に惑わされることなくあることが大事なのです。
元々は何もなかった。。。
しかし、全て備わっていた。。。
だから、輝いていた。。。