精霊の事書いたら、忘れちゃならないのは、「河童」です。
河童さん、川の守り神のお使いさんです。
きゅうり大好きです。
以前、我が家にお勉強に来ていた親子の話。
当初は、家が鳴るとか、霊が見えるとかいう相談で、家のお祓いした人なんですが、若い御婦人がばっちり憑依される霊媒さんでして・・・。
ある日、旦那さんから電話が鳴り、何事かと言うと、「妻がびしょ濡れで帰って来て、真冬なのに川で泳いできたって言うんです」
なぬ???
で、よくよく話を聞くと、どうやら河童に憑依されてしまったらしいのです。
悪い奴じゃないんで、よくよく話を聞いたらいいというアドバイスをしました。
そしたら、川が汚れていたけど綺麗になってきて嬉しい・・・とか。
真冬なのにきゅうりがあるのが嬉しいとか・・・。
川の役目はこんなんであんなんで・・・と教えてくれたり・・・。
まーいろいろあったようです。
極めつけは、親子揃ってスーパーに買い物に行った時、子供がきゅうりコーナーにへばりつき、きゅうりを両手に持って
むっしゃむむしゃと食べているではありませんか!!
それを咎めようとした霊媒の奥さん。
「こら!!一人で食べないの!!」
え゛ーーーーーーっ!!
そこ、止めるところじゃん・・・。
一番慌てたのは旦那さん。
二人の食べたきゅうり代金を支払ったのは言うまでもないが・・・。
まーそんなんで河童さんとのかかわりが出来たわけです。
家が日野に引っ越して、神棚の繋ぎをやっていた時、氏神と繋ぐ神社周りをしていた時のことです。
ある神社に行くと、鳥居のところに違和感を感じ、霊視したら河童が背中を丸めて寂しそうに座っていた。
どうしたの?? と聞くと、
「この辺りにとても綺麗な沢があったのに、道路になってしまった」
「そこは美味しいお魚とか沢山いたのに、人が壊してしまった・・・」と言う。
仕事も無く、誰も気づいてくれず、ずーっとここに座っていたらしい。
名前はあるのか聞くと「治郎吉」って言うんだ・・・っていう。
治郎吉、家に来て働くかい?と声をかけると、とても嬉しそうにしてくれた。
で、この神社の神さんと家の神棚の神線を守ってもらう事になった。
神線とは、繋ぎのエネルギーの紐で、我が家を神社と同じ状態にしておく働きです。
治郎吉は、とても一生懸命働いてくれました。
きゅうりも大好物で、河童学校を卒業していることも教えてくれた。
岐阜の山中にある河童学校は、全国から若い河童が集まって、神様に仕える修行をするところ。
マジか!!
そんなシステムだったんだ・・・。
ときどき人に発見されてしまうのは、河童と人間の波動が近いことがあるらしい。
極めて人に近い存在だと言える。
半身半霊の児童には、みられてしまう事もあるし、
友達になってくれることもあるってさ。
一応、筋道として、河童学校の校長さんに許可をとって、
金色のきゅうりを治郎吉に持たせたら、校長がすごく喜んだっていうので、
事あるごとに金きゅうりを送るようにしている。
治郎吉は、エネルギーラインをしっかり守ってくれ、とても助かった。
八王子に引っ越す時には、管轄外になるのでお別れしたが、
今は、学校に戻っているらしい。
元気かなぁ・・・治郎吉。
河童は実は酒好き!!