心が満たされない日々が続くと、乾き、荒んでしまいます。
仕事や家事のストレス。
人間関係の歪み。
孤独。
今、あなたの心は、どうしたい!!と叫んでいるでしょう。
心を満たす方法
心は引き算
心を満たすとは言いますが、今までの自分が生んでしまったものでいっぱいになっているだけです。
満たそうとしても、何かが大量に詰め込まれた心はパンパンに膨れ上がっていますよね。
ですから、まず心の中を整理して、余計なものを心から吐き出し、新たな風を吹き込ませましょう。
つまり、心を満たすときは、まず引き算なのです。
①心に隙間を作ろう
何でもかんでも、心に詰め込んでパンパンに膨れ上がった状態では、何をするにも焦りが生じて、思いとは裏腹な結果を招くことになりかねません。
とくに、心配、不安、恐怖、怒り、悲しみ、罪悪感、被害妄想などの重い感情は、いつまでも心の中に居座り続けます。
他人が自分に向けて言ってくれた「誉め言葉」も、場合によっては素直に受け取れないこともあるでしょう。
過去の自分を許して、今を意識し、未来に向けて、ポジティブな言葉や感謝の言葉を口にするよう心がけることです。
身の回りの物を断捨離してもいいでしょう。
②自分のやりたいことをする時間をつくる
忙しいながらも、少しの時間はどうにか作れるものです。
ワクワクし、夢中になれるような事をする時間をつくりましょう。
少年時代に夢中になっていたことを、今思い出すかのようにやってもいいでしょう。
私の時代は「ガンプラ」(機動戦士ガンダムのプラモデル)が大流行していました。
ジオラマを作って、友達と作り上げてきたプラモデルを持ち寄っては、ワイワイやっていたものです。
キャンプに行くとか、釣りに没頭するとか、小説を読みまくる、パンを焼く、旅行に行く、食べまくる、など。
大好きなことに夢中になれる時間を計画的につくり、過ごすようにしましょう。
③人目ばかり気にしない「わがまま」宣言
他人のことを気にしてしまうと、自分らしさは心の奥に閉じ込められてしまいます。
人生において、何が優先かと言えば・・・?
そう「自分」なのです。
自分らしくないことは、苦痛以外のなにものでもありません。
かといって、我を張り続け、意地っ張りになっても、人間関係は歪んでしまうかもしれません。
それでも、「わがまま」でいいと、自分を許してしまいましょう。
わがままと聞いて、『そんな・・・自分だけが・・・』と口癖になっている方は、いつまでも自分のやりたいことより、他人のことを優先してしまうでしょう。
結果的に積もり積もった鬱積が爆発して、取り返しがつかなくなるくらいなら、自分のわがままを聞いてもらうこともありなのです。
④自分も、他人も褒めてみる
些細なことでも「褒められる」ことは、誰でも嬉しいものです。
誰にも褒めてもらえなくても、自分だけは自分を見捨てないようにしましょう。
「今日の私は、よく頑張った!!」と鏡越しの自分に言ってみよう。
毎日の日課にするくらい、自分を褒めることは大事なのです。
なぜなら、自分を褒められない人は、他人を褒めることもできないからです。
⑤人に親切にしてみる
ほんのちょっとした気遣いでできる親切を一日一回してみる。
電車やバスでの席ゆずり。笑顔でのあいさつ。迷っている人の道案内。コンビニや街角で募金。困っている人を助ける。悩みを聞いてあげる。献血する。ボランティア。など
一日一善とはよく言ったものです。
人との交流から生まれる感謝は、心にとっては一番の喜びなのです。
自分がした親切は、巡り巡って自分に返ってきます。
⑥最後は人との交流から
①~⑤までを実践してみても、何か物足りない感覚があったりします。
心理的なことで言えば、「わがままで満たされるのは8割まで」と言う人もいます。
残りの2割は、人との関係性の中で心を満たすのです。
大好きなことが仕事になって、つくりあげたもので他人から感謝されるのは、本当に嬉しいものです。
心を満たすまとめ
自分自身が幸せを感じ、元気になること。
心の隙間を空けて、新たな風を取り入れること。
出来なかった大好きなことをすぐに始めること。
どんな自分も褒めてあげること。
無理のない親切を一日一回、意識して行う事。
自分を満たしたら、誰かに渡してあげること。
これをクリアーする頃には、もう心が満たされて、今までと違う自分になっていると思います。
途中で挫折しても、またそこから始めればいいのです。
何度でもやり直しはできますから、今の自分を大切にしましょうね。