無理難題と山の神~広島編パート1

無理難題と山の神~広島編パート1

一人、修行を繰り返している日々のある日のこと。

広島の霊能者さんから突然の電話があった。

この方は、最初にインドに行った時の同行者だ。

それから、なんやかんやお付き合いさせて頂いていた。

自分からしたら大先輩だし、当時54歳だし、おいらは31歳だし。

それはそれは霊能力もすばらしいものがあるし、まさかの電話だったわけ。

私は、なぜだかロッキーと呼ばれていて、そのあだ名をつけたのもこの女性。

「おい、ロッキー。ちょっとこっちまで来てくれ。山を祓ってほしい。」

は?

あー山のお祓いするんで手伝えってことだな・・・。

「はーい、明日伺いますぅ。」

なんて軽ーく返事して、翌日広島へと向かった。

ご丁寧に空港までお迎えしてくれ、車中でこうなった経緯を話してくれた。

なんでも、お客さんに墓石屋がいて、その奥さんがとんでもなく浪費家で、家の祓いはしたものの、墓石の原石となる石を掘る山を持っている。

その山の事を霊視したら、自分には無理だからロッキーに頼めと感じて・・・うんぬん。

・・・ちょっとまてぇ!!

誰が何するって???

そんなん言っちゃってぇぇ、冗談きっついわ―!! と、思って、いつもの冗談位に思っていたわけさ。

 

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その翌日。

山に行く前に、墓石屋に行って、紹介されたのさ。

「今日のお祓いをしてくれるロッキーじゃけ、よろしくね」

っておい!! 冗談じゃなかったのね・・・。

マジでさ、山なんて祓ってことないし、突然やれって言うし、ビビりまくり始めたわけ。

「インドに一緒に行って、いろいろやっちょるけん・・・云々」と説明され、頭の中ほぼ真っ白になりかけていた時さ、

『やればできるから、やれ!』

って誰?

そのまま、挨拶を済ませ、山の中に入っていくわけ。

山頂より下あたりに、お堂が構えてあって、もう朽ちて倒れそうなの。

そこに、切りだしてもらった榊の枝を持ち、祝詞をあげているとさ、

『こやつらは、搾取するだけして、なんの感謝も礼も無い』

 

っていうか、

マジギレしてるじゃん!!

山の守り神さんが、脳裏にはっきり見えちゃって、物凄い形相だったりするじゃん。

まー一応、ここまでに至った経緯とか話そうと、心の中に思い浮かべるまもなく、すーーっと身体の中に入られちゃって、おいらはクルリと振り返り、皆が並んでいる所めがけて榊の枝をバッサバッサ振り出した。

で、『祝詞をもう一度上げよ・・・』って言われ、 祝詞をあげ始めると、目の前にいらした皆さんがガクガクブルブルなわけさ。

依頼してきた霊能者さんも目を閉じ、頭を下げている感じ。

祝詞を唱え終わるや否や、

『お主らよく聞け!! 山から石を持っていくのは良い。しかし、何じゃ!! 木まで切り倒し、放置し、丸ハゲにするつもりか。木を倒したなら、1本につき、3本の苗を植えよ。よいな、わかったか!!』

と、どなり散らした。(神憑依初体験!! の感動を心の中に押し殺したさ。)

その後、山の神は言いたいこと言って消えた。

言われた墓石屋も、深くうなづいて、しばらくは植えていたらしいが、景気が良くならないのを理由に、辞めてしまったらしい。

 

その後、墓石屋は、残念ながら倒産となり、一家離散となったのは、数カ月後のこと。

奥さんだった人は、相変わらずの浪費癖が治らず、その後どうなったかは知らない。

 

広島の霊能者の女性は、

「あの時の祝詞は震えた。近々、池の祓いを頼むかもしれん・・・」って。

その後、その霊能者さんとは疎遠になってこの話はなくなったのだが・・・。

広島編パートⅡに続く。

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