自分の欲求を知る

自己実現へと向かうには、自分の欲求を正確に知ることから始まります。

人の欲として代表的なのが三大欲と言われる「食欲」「睡眠欲」「性欲」です。

どれか一つでも欠けていると、身体に不調をきたし、生存が危ぶまれるものです。

日本社会においては、ある意味全て満たすことが出来る状態だと言えます。

満たされないでいる方は、何かを得るために犠牲にしていることになりますが・・・。

 

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欲求の段階を知る

人の欲求は、大きく分けて5つ。

①生存

②安全

③愛情・仲間意識

④承認・尊重

⑤自己実現

①生存欲求

生きていく上での最低現必要とするものです。

住む場所、インフラ、最低限の食事など、それがないと命に危機が及ぶものを欲することです。

日本に住んでいれば、余程の理由がない限りは、およその人が得ているものだと言えます。

②安全・安心欲求

生きることに満たされると、次に出てくる欲求が「安全に」です。

安全に暮らせる家、安全に通行できる道路、安全に食べられる食物など、安心して生きられることを望みます。

より安心・安全を得るための「お金」「自由に」「健康で」という欲求が出てくるものです。

お金があっても不健康では幸せではない。

自由があってもお金がなければ何もできない。

健康でお金があっても、時間がない。

「お金」「自由」「健康」のどれかがかけても、不幸だと感じてしまうようになります。

③愛情欲求・帰属欲求・仲間意識

自分と周囲の関係性に対する欲求です。

近くは家族から始まり、社会では同僚や学友などがそれにあたります。

コミュニケーションが上手に出来て、和の中に入れていることで自分の存在を見出します。

愛情の裏側にあるのが「無視」です。

自分の存在が無視されてしまうと、孤独を感じてしまいます。

何かの理由でコミュニケーションが上手くいかないと、相手にされない、仲間に入れないという「寂しさ」を感じてしまいます。

④承認欲求、尊重されたい

自分の存在意義が確保されてくると、次は承認・尊重に対する欲求が出てきます。

認められたい、誉められたい。

より自分を満たしたい自己満足欲求、より自分が素晴らしいとしたい自慢欲求などになっていきます。

つまりは「人よりも偉い」「人よりも人気者になりたい」ということです。

比較対象を意識したものには、必ず落とし穴があります。

埋められない穴を隠そうとしたり、コンプレックスとなって卑下してしまったりすると、余計な感情が心を支配してしまいます。

⑤自己実現欲求

より高みを目指すために、発見・気づきに対する欲求が高まってきます。

新しい体験、未知なることに意識が働き、より大きくなろう、より深みを持とうという欲求になります。

自己投資を惜しまなくなり、輝ける自己を実現させようとします。

 

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全ての欲求を網羅できれば、最高の幸せ?

各段階の欲求を満たしていくと、どうなるかは、そこに立ってみないと分からないものです。

ですから、飽くなき欲求を満たそうとするのが人の性です。

あらゆるものを手にしたとき、自分はどうなっているのか・・・という想像をしてみましょう。

その自分に近づくために、今何をすべきかを考えてみましょう。

すんなり考えがまとまっていく人と、そうでない人がいるはずです。

考えがまとまる人は、段階的な自己を経験している人です。

考えられない人は、段階的な自己をこれから経験していく人です。

ですから・・・

どの段階に自分がいるのかを知って、今の段階で既に満たされていることに気づく事が大事なのです。

もしかしたら、考え方の方向性を変えなければならないかもしれません。

もしかしたら、既に満たされているのに気づいてないかもしれません。

どんな欲求もあっていいものだとしていないだけかもしれません。

小さなことからコツコツと

どんな人も「幸せ」になるために生きているものです。

欲求は満たされて、はじめて「幸せ」を感じるもの。

自分の中にどんな欲求があるのかを知らないで、悶々としている人は意外に多いのかもしれません。

欲求は闇雲に求めることなどないということを知りましょう。

小さな幸せをしっかり噛みしめて、自分のどんな欲求が満たされたのかを感じながら生きることは大切なことです。

小さな「ありがとう」をたくさん集めて、自分の欲求が満たされている実感を味わいながら、段階を進めていくことです。

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