知識が豊富な人は、賢い人と呼ばれます。
知識のことは、先にも書きました。
知識を豊富に持っている人は大勢いるだろう。ただ、それを検証して、体験して、本当に「そうだ!!」と言い切れる知識はどれだけあるのだろうか。情報過多なこのご時世。ネット検索すれば、大体のことは調べられる。曖昧な情[…]
知識を得た後にすることは一体なんだろうか。
知識には組織化する力が備わっている
知識を得たあとの努力が知識と知識を結んでいき、現実を変えていく力に変わっていく。
肝心なのは、知識を得た後に、自分の意志で、血肉にしていくことです。
どういう事かというと、
目玉焼きを作る という結果を想定したとき・・・これが目的。
フライパンと卵と少量の油がいる という知識が必要です。
半熟卵がいいな どのような目玉焼きの状態にするか・・・意志と知識。
塩と胡椒で食べよう 醤油がいいかな どのように食すか・・・意志と知識。
半熟卵の目玉焼き 塩胡椒 という想定していた以上の現実が出来上がる。・・・これが創造。
出来た目玉焼きを食べる その味・食感・自身の嗜好を知る。・・・次に生かせる知恵。
つまり、知識と知識をリンクさせて現実化させて、意識する視野を広げていく力にする事です。
知識のリンク機能
私は勝手に「リンク機能」と呼んでいます。
元来、人の脳は、シナプスを通じてあらゆる情報とリンクしていく機能が備わっています。
先に書いたように、知識には組織化する力があります。
血肉にするとは、経験を伴わせるということ。
経験とは、自身で体験して結果として導き出したこと。
知識+意志+体験+結果=経験
人は、生きている間、この繰り返しによって、現実を生み出しているのです。
ここで肝心なのは、意志になります。
意志を持たないで体験した知識は、自分のものにならない?
ただなんとなく体験したことは、記憶にも薄いものです。
いざという時、「あれ? どうやったっけ?」ということがありますよね。
自分のものにしよう!! という意志が働いて、知識を体験した結果、貴重な経験となるわけです。
この経験は、未来の自分の「糧」となって、生きてくるものです。
どんな職業に就いたとしても、過去の経験が重宝するものです。
全く畑違いの職業だったとしても、知識のリンク機能を巧く働かせることで、新しい知恵は生まれます。
以前は営業職に就いていて、転職し、IT業界に入ったとしても、営業していた頃のスキルをITに活かすことは出来ます。
ITしか知らない人にとっては、営業の知識はとても重宝するものです。
知識の量は自分の武器
知識が豊富にあり、経験が豊かな人は、結果はどうであれ、とても有能であると言えます。
それだけチャレンジ精神に富み、興味の幅も広いわけです。
しくじればしくじるほど、逆境に強い知識を備えているだろうし、諦めない精神のツボも抑えていると言えます。
成功すればするほど、成功への道を指し示すことに長けているということです。
一貫して言えることは、成功しようが失敗しようが、その知識と経験が自分の武器であるということです。
未来の自分へ与える
知識は、未来創造にとても大切なものです。
常に新しい経験を生み出していく温床になっていくからです。
知識と知識をリンクさせていくには、意志が必要です。
その意志とは、「新たな現実を生む」という意志です。
失敗して、悲観して何もせずにいたら、自分の人生はそこで止まってしまいます。
成功して、満足して、何もせずにいたら、自分の人生はそこで止まってしまいます。
スピリチュアルも同じこと
目に見えない世界観についての知識がなければ、その現実は無意識の体験になってしまいます。
奇跡的な出来事が起こったときのメカニズムを自分のものにしたければ、そのことを掘り下げて、理解することです。
スピリチュアルは、誰にでも当たり前に起きている事実として、受け入れていくことから始まります。
無知であることを受け入れ、未知に対し、意志を持って心を開いていくこと。
つまり、受け入れていく覚悟です。
これが出来れば、見えない世界から、たくさんのアプローチがあります。
知識がなければ、それがそれと理解することすらできないものです。
自分の人生に、様々な提案をされます。
自分には、あらゆる可能性が秘められている・・・と実感できるでしょう。