私たち人間は、五感によって様々なものを感知しますよね。
目で見る視覚。耳で聞く聴覚。鼻で嗅ぐ嗅覚。口で味わう味覚。肌で触れる触覚。
これらすべてを感覚と言います。
しかし、これに当てはまらない感覚があります。
第六感
直観、そんな気がする、勘が当たるなど、五感以外の感覚機能があります。
人には当たり前に備わっている機能なんですが・・・意識的に使える人はあまり多くないようです。
感覚的には分かっているのですが、その感覚は、共有できないことが多いからなのです。
ごくたまに、「そんな気がする」が複数人いた時、やっぱそーだよねぇ・・・と盛り上がったり。
それらを第六感と言います。
五感ではない六番目の感覚。
女の勘は鋭い
会いたい人に出会う気がする
風の便り
その人を思い浮かべた瞬間に電話が鳴る
事件や事故を察知する
何でかわからないけど、行ってはいけない気がする
人間の能力は六番目に限らず、七、八、九、十・・・と知れば知るほど広がっていくように出来ているのをご存知でしたか?
この五感以上の感覚を自由に使えて、自分や他者に活かすことが出来たら、素晴らしいと思いません?
意識的に感覚をつかむ方法
①感覚があると信じる
信じることって、意外と難しいもの。
人はどうしても、過去の出来事や経験を主体にしてしまう癖があるものです。
今までになかったこと、初めての経験については、信じたいけど信じがたいというのが本音でしよう。
②感覚を疑わない
信じがたい感覚が生まれた時、どうしても感覚自体を疑ってしまうものです。
そこにカギがあります。
信じて疑わないという選択ができるかどうか。
その判別として、感情があります。
③感覚があったときの自分の感情を掴む
今までにない感覚が生まれた時、自分にどんな感情があったかを観察しましょう。
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、慈しみ、などの感情があったかどうか。
その瞬間、感情に気づけないかもしれません。
ちょっとだけ意識を集中して、心に問い合わせてみる訓練が必要になります。
④自分の真実として放出する
この場合、勇気が要ります。
思い切って、感覚を口に出してみる。
こんな感情とともに、こう感じた。
他人にどう思われるかを気にしてしまうと、なかなか言い出せないものです。
それを「でもなぁ・・・」「聞いてくれるかなぁ」「変な人に見られちゃうかなぁ」と打ち消してしまうと、折角の感覚が台無しになってしまいます。
後にそうなってしまって、感じたことが現実となって、誰かが傷ついたとき、言い出せなかった自分を責めてしまったり、後悔したり。
言わなきゃ、伝えなきゃ・・・という心の衝動があるかないかが、カギになります。
これだけ。
潜在意識の中にある五感を超えた感覚。
この感覚を意識的に使うことで、あらゆる場面で判断力、行動力、決定力などが飛躍的に向上していきます。
ただし、結果に囚われないことです。
自分都合の上手くいくとは、ちょっとだけ違うんです。
何が違うかは、まずやってみること。
すぐにわかるからさ。