自分の現実は、他ならぬ自分自身が創造している。
その現実を楽しく意気揚々と過ごすのも、嘆き悲しむのも自分が選択したこと。
人それぞれ、家族、学校、会社、政治、社会全体と個から集団と括りは様々。
その中に身を置いている現実も、すべて自分が選んでいるのです。
その現実に違和感を感じているならば、選択を変えればよいのです。
ほんの少しの勇気と心の奥にある信念に気づけば、行動できるものです。
今は過去の自分が選択した結果
「今」という現実は、過去の自分の選択した結果であり、未来にこうなろうとする希望でもある。
「今」には、過去も未来も集約されている。
時間の観念が生み出すものの考え方、捉え方を少しだけ変えてみたら、「今」は実に完璧だと思える。
~したら、~なれば・・・。
こうなるなんて、思いもしなかった。
この現実は、自分が選んだわけではない。
~たい。けど~だから・・・。
人生におけるトラブルが生じたとき、こんな考え方になるだろう。
上手くいかないとき、人のせいにしたり、社会のせいにしたり、環境のせいにしたり。
数々のコントロールドラマにはまり込み、抜け出せなくなっている人もいるだろう。
視野を少し広げるだけで、見え方はガラリと変わったりします。
それは、
「自分の現実は自分で創っている。」という事実をしっかり受け止める覚悟から始まります。
その事実から目を背け、言い訳していては、何も変わらない。
どんどん深みにはまり込んでしまいます。
①「自分の意志で創造する」
心に決めて、どんな自分になろうしているか自分と向き合うことが第1のステップ。
今までの自分に対して違和感を覚えることもあるでしょう。
自分の意志が何なのかすら、分からない人も多いはず。
レールを与えられた人生を歩んできた人は、想像すらできないことばかりかもしれません。
レールから外れて、ポツンとなったときはとても不安でいっぱいでしょう。
そこから自分の道が始まると心に決めて、自分のしたいことを真っすぐに進んでいくのです。
「変化に柔軟になる」
変化していくときは、希望と不安はつきもの。
どっちかばかりを観るのではなく、どっちもしっかり見ていくことが大事です。
変化は常々起こっていることです。
今まで・・・に固執し始めると、変化は不安でしかないものです。
これから起きることをあれこれ考えるのではなく、起きてくること自体を楽しめるようになると、ワクワクしてきます。
それには、変化に対して柔軟な姿勢でいることです。
②「未知に心を開く」
無知であることを認めて、学ぶ姿勢を忘れないこと。
知らないことを知る勇気を持つこと。
一定の枠の中で生きていると、未知なることはとても不安です。
未知はすべて自分の可能性なのです。
未知に心を開いてなければ、自分の可能性をつぶしていく選択をしてしまうこともあり得ます。
知らない事は、恥ではない。
知らないからこそ、学ぶ意識が生まれます。
③「断捨離」
いらないものを捨てる覚悟を持つこと。
心の中に沢山のすがりがあればあるほど、モノも増えていきます。
いつか使えるだろうと捨てられないものは意外と多いものです。
今必要かどうか・・・が判断基準。
一度捨てたとしても、また手に入れることもできるのです。
それを無駄と考える人もいるでしょうが、今必要ないものを心の中に置けば置くほど、新しいものは入ってきません。
④「手放すこと」
学んだことを自分の中だけにとどめておけば、いつか必要ないものになって、心が満タンになり、また動けなくなります。
それを人に教えたり、与えたりすることで、学んだことが活かされます。
そこに生まれるエネルギー交流が、豊かさにつながっていくのです。
ここまでのステップは繰り返されます。
人にはステージがあり、ステップアップしていくようにできている
一見似たようなことも、ステージが違えばまた新しいものに見えたりします。
そのステージ変化は、人が離れたり、会社を変えたり、独立したりと現実に起こります。
今までに囚われていたら、その変化を見逃してしまうことになります。
ステージダウンしてしまうケースもありますが、きちんと理由があります。
自分らしく在るというのは、
「自分の意志で現実を創造していること」
それこそが、魂の歓びであり、進化への過程なのです。