心の上塗り癖

心の壁に上塗りを重ねて、本来の自分自身を覆ってしまっている人。

なぜ上塗りを重ねてしまうのか・・・。

壁を強固にすることが自分を守るということになっているのだが・・・。

 

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上塗りとは?

コトバンクで調べると・・・。

 壁塗り・塗装などで、あらかた塗った上に、仕上げとして最後に塗ること。また、その塗り。仕上げ塗り。「テーブルにニスを上塗りする」
 あることの上にさらに同じようなことを重ねること。悪い場合にいう。「恥の上塗り」

とあります。

心の問題に取り掛かるときの抵抗感。

恥をかいたときに覆い隠すこと。

嘘を繰り返し、嘘で固めて真実と言い張る行為。

何度も同じ立場に追いやられ、自分を顧みずに、ひたすら自分以外の何かのせいにすること。

どんな人にも経験はあると思います。

ある時、立ち止まって、勇気を出し、塗りたくってしまった壁をぶち壊すことが出来れば、本来の自分像が見えてきます。

何かを恐れ、何かを守り、必死になって上塗りを続けている人には、何を言っても通じないものです。

上塗りし続けた結果

自分自身が何者かすら分からず、ただ信念だと思い込んだ何かを握り続けています。

その信念と思い込んでいることが自分のあり様だと決めてしまって、本当の自分(魂)が表出できなくなってしまっている。

都合のいいものは、共存というより支配に近い状態で操ろうとしたりします。

最初はいい顔をしておいて、恩を着せまくり、あなたの為と言いながら、相手を支配していく。

支配体系の中でも、自分の都合に合わないものは排除していくため、やがて孤立してしまいます。

孤立してしまったのは、世界のせいであって、自分のせいではないとして、孤立を強化し、やがて精神が崩壊します。

そうなってしまうと、誰が何を言おうと肯定することはせず、自分は悪くないという主張だけが自己を覆います。

支離滅裂な言動と行動が目立つようになり、人も離れてしまい、完全に孤立することになります。

なんとも寂しく、物悲しい結果ではないでしょうか。

上に書いたことは、極端な例ですが、これに近しいことをしている人を見かけます。

恥も嘘も「あっていいもの」ですが、過ぎれば毒。

では、何を守っているのでしょう?

自分の内面を観察していくと、壁となることが見えてきます。

大きくは4つ

①幸せ者→癒着型→鈍感の壁

②自信家→命令型→歪曲の壁

③被害者→脅迫型→拒絶の壁

④卑下者→傍観型→脱落の壁

この4つの壁に対して、上塗りしていきます。

参考書はこちら


結果的には、魂からかけ離れてしまい、人の本質を無視した在り方をしてしまう。

上記の4つの壁は、どんな人にもあります。

生き方、考え方によって、壁の作られ方は違うものですが、基本的には4つとも自分の中にあると思っていいでしょう。

特に強く出てくるところは、性格もあると思います。

 

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どうやって壊す?

今までの自分のあり様を客観的に見た時に、自分が感じたことを認めることから始まります。
目に映る全ては「自己の内面」として見たとき、「嫌だな」と感じたことが自分自身を否定的に見ているということ。

そういう自分が私の中にもある。

そういうときが私にもある。

それが何であれ、「私は○○であることを認め、○○を改め、◎◎にしていく」と心に決める。
例えば、私は嘘つきであったことを認め、嘘をつくことを改め、本当だけを語る・・・とか。
そうしていくと、なぜ嘘をつくことになったのか・・・と向き合う意識が芽生えます。
その嘘が何を生み、どうなっていったのか・・・自分を理解しようとする意識が芽生えます。

必要なことは

「自分の真実を語る勇気」が必要になります。
自分の真実とは、自分がそう感じ、考え、思ったことです。
それが一般的に受け入れられるかどうかは別として、その自分の真実を語り、行動することが自分に忠実であると言えます。

ここは難しい部分。

本当の自分が言っていることなのか。
何かに影響されて自分が言っていることなのか。
それは、心の奥に問うしかありません。
心の奥にいる自分がどんな姿であれ、その姿が自分だと認めること。
その姿を認めて初めて、その姿をどう変えるかを見つめていけるのです。
そこで、やっと、本当の自分が見えてきますよ。
あとは、勇気をもって、自分自身を語ることです。

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