パートナーシップ

家族、夫婦、恋愛、仲間、友人・・・。

人間である以上、人間関係の構築は、切っても切れないテーマになると思う。

最近、夫婦関係のパートナーシップについて考えさせられる相談が多いので、パートナーシップについての事を書いてみる。

結婚するとは

夫婦になるためには結婚という儀礼を通過するわけだが、夫婦が互いに何らかの理由、原因がなければ結婚までは発展しない。

日本では、夫の姓に妻が入るというのが、余程の理由がない限り、当たり前になっていると思う。

姓が変わるとは、人生の書き換えが起こることでもある。

大体は妻となった方だと思うが、姓が変わることで、相手の家柄の訓や、先祖からの血の影響が入り込んできて、受容していくものが突然多くなっていくのです。

覚悟して妻となった方は、黙って受け入れていくだろうが・・・。

結婚した目的は何だっただろうか?

恋愛結婚でも、お見合いからでも、政略的なものでも、結婚するということは、夫婦互いに別々の人生から、ひとつの大きな目的に沿った人生へと変容していくものだ。

そもそも、物理的応援と子孫繁栄が主流で、互いの感情を抜きにしてもそうなるべく結婚してきた。

男が働き、女は家庭を守る。

私が生きてきた昭和の時代は、それが当たり前だった。

国民全体の当たり前は、集合意識化して、皆が共有するべく観念として成り立っている。

ところが、ある時から違和感を感じ始めた。

魂の目覚めの瞬間からだ。

魂の理を知れば知るほど、結婚に対する感覚的な違和感を感じ始め、物理的なものだけに留まらない精神的繋がりを意識するようになる。

今、地球ごと霊的進化の過程にいる

結婚するという当たり前の観念が大きく変わっているのです。

霊的進化を求める魂同士は、物理的観念よりも霊的意識を重要視していくものなのです。

始めは物理的な意味合いが強い結婚だったとしても、年月を経ていくうちに変化していく。

精神的、霊性的なつながりを意識するようになっていき、互いのカルマ浄化を手伝う流れが生まれたりするわけなのですが・・・。

しかし、霊的進化は、同時に起きなかったりします。

一方が進化し始め、一方が古い観念にしがみついていたとしたらどうだろうか。

互いの感覚、価値観、観念などにズレが生じて、なんだか分からないギクシャク感が生まれてくる。

このタイミングで夫婦として何ができるのか。

霊的進化・成長を支援・応援しようとする意思

この意識があるかないかで、夫婦としての将来が決まってしまう。

現在の地球は、強力な進化エネルギーが働いている状態です。

2012年から進化エネルギーが注ぎ始め、2020年には一旦落ち着くものの、ベーシックとなる働きそのものが、霊性の進化に書き換わります。

夫婦に限らず、家族間、友人間でも当てはまる

家族の中で、著しい霊性進化を遂げているものがいれば、家族みんながそれに習い進化の方向へと向いていくものです。

友人間でも同じこと。

ですが、霊性・精神性を異常なほどに怖がり、不安を感じる者たちもいるものです。

家族であれ、友人であれ、不安や恐怖を抱えている者たちにとって、新しいことへの変化ほど怖いものはないのです。

家族ならば、支えていくことも可能だろうけど、友人間ではどうだろうか。

パートナーシップは霊性レベルに沿う

進化を目指す魂たちは、互いに相乗効果のある者たちを引き寄せる。

同じフィールド上で、支え合い、進化に向けて支援し合うという関係性です。

夫婦とか恋人同士とか言うことを超えたところでの付き合いとなるわけです。

魂は、大きな流れに沿って意識的向上を目指します。

当の本人が無意識であったとしても・・・です。

結婚という感覚観念に縛られない自由を求めるだろう。

そして、互いが成長し、より高いレベルに向き始めた時、道を分かつもの、更なる向上を求めあうものに別れるだけです。

ですから、別れも互いのためとして、気持ちよく別れられるものです。

しかし、現実的に離婚するとなると、色々ありますけどね・・・。

パートナーに対して何をしてきた?

共に歩んだ人生を見つめ直した時、パートナーに対して何を思うか。

自分の在り方をよくよく思い出して欲しいと思う。

どちらにせよ、自分自身が創造しているエネルギーを自分がまとっているだけです。

仮に、双方がネガティブ状態にあるならば、根本的な意識改革が必要かもしれません。

そのフィールドを離れて、新たなフィールドを求めることが必要かもしれません。

しかし、現段階で自分がしていることが次のフィールドにも適用されることを忘れてはいけません。

ですから、今の状態から脱するには、ただ逃げ出すことではなく、自分自身と向き合って解消していく必要があるのです。

自分を見つめてみよう

この二通りの選択肢となりますが、①から②へと移行していくことも可能です。

これらのことが鍵になると思います。