最近よく見ている「ONE PIECE」というアニメがある。
主人公とその仲間たちが繰り広げる冒険ファンタジーアニメなのだが、この作品はいろんな刺激を与えてくれる。
我が家の座敷童ちゃんが大好きで、夜な夜な一緒に見ているんです(笑)
その一節で飛び込んできた言葉。
「人には必ず出番がある!!」
これには、ビビッと来たんだ。
どんな人にも人生に「3度」は大きく変わる時期がある
そうアドバイスを貰った時のことを思い出した。
苦労の20代後半、独立したときのこと。
その時、ある占い師に出会っているのだが、渋谷センター街の入り口付近だったか。
イスとテーブルを並べて「占」という看板を立てている、よくいる街の占い師。
手相を見て、あれこれ言ってくれる爺さんだった。
その言葉の中で「人生には3度のチャンスがある・・・」という、これが耳から離れなかった。
その後、独立を志したら、いろんなことが引き寄せられて、まるで用意されていたかのような展開が待っていた。
偶然の一致の連続。
無一文から会社をはじめ、約2年間、社会での修行を果たした。
ま、結果は散々なこともあったけど、すごく素晴らしい体験をさせてもらった。
「アガスティアの葉」という5000年前の聖者が残した預言書
30代に入ってすぐに、インドに行くチャンスがあった。
夢に出てきた男性が、なんとインドの聖者だったから摩訶不思議な話だ。
それも偶然知り合った人が紹介してくれた占星術師が、夢に出てきた聖者の写真を持っていたことから始まって、あれよあれよという間に、インドに行くことになったんだ。
そのツアーの中に「アガスティアの葉」を見に行くってオプションがあった。
葉っぱには「60代に大きな展開が待っている」と。
それまでの間に、神社、仏閣、祈願所、祈祷場など神事や霊事に関わるあらゆるところを走り回って、精神・魂の修行をするとな。
他にも色々聞いたけど、ほぼ覚えていない。
時々、ふと思い出すのだが、その通りになっているのかな。
どんな占いでも「大器晩成」と言われる
60代に出番があると思えば、まだ先は長い・・・と思っていた30代から、今の50代までは、あっという間に過ぎ去ってしまった。
特に、これと言ってしでかしたことは、無いわけではないが・・・。
相変わらず、自我と魂のせめぎ合いの中、葛藤を続ける日々。
主護霊の手厳しい課題をこなす毎日。
やりたいことをやりたいようにやっている。
こんなことを書いていると、脳裏で「ローマは一日にして成らず」と誰かが言っている。
それはそうだ・・・。
出番が早い人、遅い人がいるだけ
早期に成功を収めて、悠々自適の暮らしをする人もいれば、苦労の積み重ねをする人もいる。
チャンスと分からず、逃してしまった人もいるだろう。
それでも、どんな人にも3回は大きな変化が訪れることは、間違いない。
チャンスの時は、今までが崩れ、新しいものに切り替わろうとする大きな力が働く。
心の衝動が収まらないとか。
なんとなくしていたことが注目を浴びるとか。
急に加速したかのような出来事が連発するとか。
それはそれは、びっくりの連続が続くんです。
その時に、過去の遺物にしがみつかず、新しい流れに身を任せるだけでいい。
魂は新たな体験を求め、次から次へと引き寄せてくるものだ。
今の仕事をすっぱりやめてしまう人もいるだろう。
今の仕事が継続して、更なる発展をする人もいるだろう。
全く違う畑に身を置く人もいるだろう。
新しい事を始めようと、心が躍る人もいるだろう。
全てがなくなってしまうようで不安だらけの人もいるだろう。
変化を恐れて身のすくむ思いをする人もいるだろう。
「破壊」と「再生」
大きな変化の際、必ずと言っていいほど「破壊」と「再生」が起きるものです。
いろんなものが破壊されていくときは、それはそれは不安で仕方ないものです。
私自身、会社を畳むときは散々な目にあいました。
人が離れ、お金が無くなり、無一文に戻った。
そう、元に戻っただけだったのです。
それまで創造してきたものが、一度崩壊し、再生していく流れが生まれる。
私の場合、毛色の違い過ぎる展開だっただけなのでしょう。
会社を運営していたのは、僅か2年間でしたが、何もなくなりはしなかった。
経験という宝物が残ったのです。
その時の苦しい経験がなかったら、スピリチュアルの試練に耐えきれんかったと思う。
物質的崩壊よりも、内面的な精神・霊的崩壊のほうがキツイ。
ただ、意識してなかった自分の中の世界が表出してきただけなのですが、それを知らないときはビビりまくったものです。
覚悟を決めて、向き合うようにしていくと、体験から理解がうまれ、智慧が直観的に湧いてきて、乗り越えられる。
内面が、今までの感覚から、新しい感覚へとシフトしていく。
これはビビってはいたものの、物凄く楽しかった。
発見の連続は、冒険活劇のようだった。
人との出会いも全て変わる。
自分の中で霊的な面が優先してくるようになると、出会う人も霊的な人が多くなってきた。
昔からの知り合いも、霊的な面を受け入れた者、または受け入れる流れを持つ者だけが残った。
人生をどう生きるか
今までの人生を振り返ってみて、良いとか悪いとかではなく、有意義だったかどうか。
私個人、かなり有意義だったと思える。
きっとこれからも、有意義な生き方をしていくだろう。
より発達、進化していくための様々な経験が待っている。
良し悪しはあるだろうけど、それはそれとしてこなしていこう。
最後のチャンスは、これから先のことだ。
そこに出番があると信じて、日々精進していこう。
やっぱり、楽しく生きなきゃね。