霊性とは何ぞや
我々人には未知な部分がまだまだたくさんあります。
その個人の理解している範囲、意識している範囲、無意識の範囲は千差万別です。
霊と聞くだけで、拒絶反応を起こす人もいれば、意識して受け入れている人、無意識に受けて入れている人もいます。
霊性を簡単に言うならば、その個人の内面の全てを示します。
内面とは、見ている世界のことです。
何を見て、どう考え、どう思い、どうしようとしているのか。
広く深い視野を持ち合わせている人は、心にも精神的にもゆとりがあるものです。
見ている世界が自己の内面
人は、見たいものを見て、聞きたいことを聞いて、触れたいものに触れ、嗅ぎたいものを嗅ぎ、味わいたいものを味わいます。
それ以外は、割に意識しません。
ところが、痛い、辛い、煩い、臭い、苦しい、不味いものほど気になるものはありません。
不快なものを嫌がれば嫌がるほど、気になるものです。
感覚の中でも、直感や閃きといった第六感に対しての対応は、気にする人と、気にも留めない人と、気にするがそんなはずはないと否定してしまう人がいます。
見ている世界とは
見えている世界全てが対象で、六感を含めたすべてで、どう感じ、どう捉えているかが鍵です。
嫌がったり、否定したりすれば、それは心の中の無意識の闇の中に放り込まれ、忘れ去られたかのようになります。が、存在はしています。
いずれ、闇から光の世界に出たがります。
見ている世界が偏れば、差別が生まれます。
見たくないことは、意識的に差別されますが、それでも見ざるを得ない状況になってしまうのは、無意識の中でうごめく何かがそうさせているのです。
例えば、幼少期のいじめに対して、いじめっ子もいじめられっ子も、いじめに対する意識があります。
大人になって、いじめ問題にあたったとき、自分がしたこと、されたことをどう扱うかという試練に当たったりします。
やり直す機会ととるか、ただ嫌なことととるかでは、後の自分に反映してくる未来図が変わってきたりするものです。
霊性が高まるとどうなるかは、霊性と向き合う覚悟を持った方で、意識的に過ごしてみないと分かりません。
霊性を高める基本
①自己否定や卑下しない。
自分はもう駄目だ。私なんか・・・。
でも。だって。しかし。という否定形の言葉を使わない。
②他人の否定をしない。他人のせいにしない。
あの人のせいで、私はこうなった。
何かの出来事を他人のせいにして、自分を正当化しようとする行為。
人の悪口を言わない。
③理屈を言わない。
失敗を失敗と認めない行為。
④汚い言葉を吐かない。
他人が聞いて不快な言葉を口にしないこと。
⑤欲張らない。
必要以上のものを求めない事。
自分中心に物事を捉え、他人に求める行為。
⑥嫌な事を他人まかせにしない。
面倒なことを誰かがするだろうという傍観者的行為。
自分が嫌だと思ったことを誰かに言いくるめてやらせようとする行為。
⑦良いと感じたことを直ぐ実行に移す。
ふとした時にこれは良いと思ったことを行動に移す事。
美味しいものを美味しいと素直に言う。
何かをしてもらったときに「ありがとう」とお礼する。
⑧他人を頼らない。
自分でできるのに、他人にすがったり頼んだりしない。
⑨学や智を頼らず、神の智と愛を頼る。
過去に習った事や、学んだ事が思い込みとなるゆえに、真実を見失うことになる。
心のままに、そして愛をもって正々堂々とすること
存在する全てに「ありがとう」「愛してる」ということ。
いくつかあげてみましたが、日常の中で気を付けられますね。
例外もありますからご注意を。