死についての考察

人間、生きていれば必ず「死」は訪れる。

そして、もっとも恐れるものも「死」になるのだろう。

歴史に名を刻む者は、「死にざま」より「生きざま」が語られることが多い。

多くの人は、死を迎えると自分自身が終わると考えるのだろうか。

 

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生を受けた瞬間から死に向かっている

人が生きる目的は、生前より自身が決めている。

何を成し、何を超えて、どうなろうとしているのか。

その答えは、どんな人の中にも、自身の心の奥深くに必ずある。

わざわざ棘の道を歩み、人が為さないようなことを選択し続ける人もいれば、ただ天寿を全うするためだけに生きている人だっている。

ともすれば、目的自体に気づかずに死んでいくものも多い。

輪廻転生

人には何度もチャンスが与えられ、何度も生を授かって、何度も何度も生き直すことができる。

それが転生するということ。

転生を自覚するものと、しないものでは生き方そのものが変わるだろう。

分からないとしている人たちには、転生を語ったところで意味を為さないだろう。

魂は常に「在り方」を重視し、自我は「存在」を重視する。

魂にとっての死は、一つのプロセスを通過するだけのことで、自我にとっての死は消滅することになる。

存在しなくなる「恐怖」は、人にとって最大の難関だが、いざという時には、死を覚悟するものだ。

覚悟した上で、「どう在るべきか」を選択し、死の瞬間に己の本当の姿と出会う。

魂に気づいた人は生き方が違う

なぜかというと、今生の目的が明確だからだ。

闇雲に歩くことなく、目的に真っ直ぐに生きられる。

「在り方」を軸にして、必要なすべてを手にした中で、より向上していく術を考え、智慧をだす。

囚われていることを手放し、本音を語り、真実の中に生きる。

そういう人は、とても気高く、輝いているものだ。

肉体・霊体・精神・魂という全てを己とし存在している。

全て「在り」という定義のもと、世界を見ているものだ。

死後は何もない?

私は、父親から「死んだら何もなくなる・・・」と聞かされて育ってきた。

小さいながらに何か違和感を感じていた。

父親は存在した証にこだわり、生前、自身の墓を建てた。

満足そうに墓を眺め、墓守について語った。

これには強烈な違和感があったものだ。

どう見ても、ただの石なのだ。

黒づくめの姿で参拝している人たちにも、違和感を感じる。

それが文化と言ってしまえば、そうなのだろうが・・・。

死を意識する

死を意識するようになって、身内の死を何度も見送ってきたが、死後はとても大変なのだ。

なぜなら、当人の死後、生きている私に頼んでくることが多い。

あーしてくれ、こーしてくれ・・・。

死した先祖と対峙しながら、死後の世界を沢山垣間見てきた。

供養の是非もたくさん知った。

生きているときより大変じゃないか?

死後に生前の目的を思い出して、霊界で苦労する様は、なんとも言えない滑稽さがある。

自分が死しても、同じように霊界でも苦労するのか・・・と思うと、今出来ることは今やっておこうという気持ちになる。

それでも・・・サボるのが自分なのだが(笑)

 

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幾重にも重なる先祖の血

「先祖はどこまでが先祖なのか?」そんなことを考えたことがある。

一晩中考えた結果、行きつく先は、たった二人の男女。

「イザナギ」と「イザナミ」だ。

そう考えたら、自分の血の中に完全に神が宿っていることになった。

何億という生の証が刻まれた「命」を深く感じたものだ。

肉体自体が神そのもので、肉体に宿った本当の私は神そのもので・・・。

そんなことを考えていたら、神という存在は凄く身近になったものだ。

何億の先祖が折り重なって、自分として生きるように設計されたものだとしたら・・・。

死について

やはり、大きな目的に達するためのプロセスでしかないということに至る。

生きている間、自分として、全体として、どう在ったか。

次の生に対する目標を生前に設定できたら、そこまで見据えた人生設計になっていくのだろうなぁ。

サイババが、次生まれて来る日まで予言して、この世を去ることがある。

それは次の生での目標を完全に設定し、霊界、神界まで意識が届いているからこそ出来得ること。

人間を辞めることだってできるだろうに。。。

また人間に生まれ変わる意志は、それだけ人間を愛しているからこその事なんだろうなぁ。

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