魂の更新とは
魂は1つの課題に対して、10段階のステップを踏んで経験を積んでいきます。
①出来事が起きる
②出来事に気づく
③出来事の意味を探る
④出来事の意味を見つける
⑤出来事の意味を知る・・・経験を伴う
⑥出来事の真意を探る
⑦出来事の真意を見つける
⑧出来事の真意を知る・・・経験を伴う
⑨出来事の完璧さを認める・・・その時点での
⑩出来事を手放し、次の出来事がはじまる= ①(次のステージの始まり)
この10段階をクリアすると、次の経験に向かうための更新が起きます。
免許証の更新手続きみたいなこと。
この魂の歩みには、時間的に短いものと、何年もかけて行うものとあります。
日々の小さな気づきは、短いスパンで起こることが多いです。
大きな気づきは、人生観を変える、モノの見方を改革する、より広い視野を持とうとする、在り方を定めるなどがあります。
この1つのサイクルが魂年齢の1歳です。
16サイクル(16歳)をクリアすると、一人歩きといい、自立していく流れです。
現実社会の中で、同じことを繰り返し行っている人には、出来事が起きるチャンスが少ない。
仕事に没頭し、疲れて寝るだけの暮らしには、魂の働く余地が少なかったり。
自我の意志が芽生えるまで、魂は自身に対する働きを弱めて、他者の魂に寄り添い経験していたりします。
自我の壁が厚く、魂意識に気づかぬままこの世を後にする人たちは、意外に多いのです。
それでも、人生の中には3度、大きなチャンスがあります。
そのチャンスには、病気で倒れる、事故に遇う、精神が崩壊する、突然一文無しになる、などといった、一見不幸なことが起こったりします。
「今がチャンスだよ、逃してはいけないよ」
魂は、命をかけて知らせようとするのです。
更新の時は、風邪をひく?!
経験上、サイクル終わりの10段階目まで来ると、身体的に変化が現れます。
私の場合、風邪をこじらせる。
氣の流れが変化するわけですから、東洋医学的に「風の氣」が変化します。
脳はその変化を風邪と読み取り、症状を出してくる。
時には、インフルエンザのような関節痛・筋肉痛・神経痛を伴うものもあります。
更新内容が大きければ大きいほど、また、自我の抵抗があればあるほど症状も重たくなります。
次の段階のステージが決まり、①が始まると症状も嘘のように落ち着きます。
変化を恐れ、殻を破れない強固な壁を持っていると、更新時にはとても辛いのです。
心の整理をし始め、断捨離をしたとします。
出来事を繰り返し経験して、何度も心の奥にしまっている思いがあったとします。
断捨離が進む中、思い出のように頭によぎり、笑いながら「そんなこともあった」と思ったりします。
しかし、その出来事の意味や真意を掴めていなかった場合、もう一度やり直すことになります。
言い訳の代表は「面倒くさい」「思い出したけど、二度と同じ目にあいたくない」「単純に嫌だ」など。
しばらくすると、似たような出来事が起こったりします。
あれだけ断捨離してスッキリしたはずなのに・・・。
なんでまたこんな事が起きるのだろう。
そう、魂はやり直させたいのです。
その出来事には、人生において、魂の経験において、とても重要なことが隠れていたりするからです。
同じようなことが起こった場合は「チャンス」
その出来事を通じて、自分の中の何かに気づき、新たな自分を発見し、起こった真意を掴めるチャンスなのです。
ただ、流れるような毎日の中には、偶然起きることなんて何一つないのです。
例えば、
毎年同じ時期に風邪をこじらせる。
人間関係に悩み、何度転職しても、転職前と同じような人間関係になってしまう。
過去に受けた傷が、何かのきっかけで疼く。
キレるポイントがある。
他にもいろんな症例がありますが、過去を引きずったままの状態は未来にも大きな影響を及ぼします。
本当に「腑に落ちる」まで、繰り返し繰り返し出来事は起こります。
どこでチャンスを掴むかは、それを変える!というあなたの意志と本気次第です。
魂の指南役は主護神
どんな人にも主護神は寄り添っています。
陰陽五行の理に則って、魂の進化を促す役目です。
魂には、得意分野があって、『木・火・土・金・水』の気質の性質に関わります。
また人間関係も、この五行の理によって、相性・相克の関係が成立します。
嫌いとしていた人も、役目や役割という見方をしたとき、ただ嫌っていたわけではないことに気づいたりします。
一見、とても苦しい出来事も、見方を変えれば、大きな学びに繋がることも。
魂は常に進化、発展を望み、より大きく、広く、深くなろうとしています。
今までに囚われて、自分の範囲を固定化させたい「自我」と、いつもいつも相反しながら、少しずつ変化し進化していこうとします。
そのためにプレッシャー、ストレスを与えてくれる魂と引き合わせたり、鏡として互いの役割を演じる魂と出会わせることもあります。
それらを総括するのが主護神の働き。
主護神と主護霊は連携している
主護霊は、生涯を通じて寄り添う「本主護霊」、出来事のたびにその都度、応援として憑く「指導霊」と大きく分けたらこの二つ。
人としての指南役で、生まれ持った魂の求める進化、影響力などのパワー、役割的なことを熟知していて、自身の霊体に直接関わり合い、人選、選択肢、環境的なことなどを担当・選別しています。
多くの方は、先祖霊、または前世の中で、最も高い波動を持った方が憑くようです。
中には、宇宙意識体であったり、宇宙人が主護霊として憑いている場合もあります。
主護霊と主護神は、常に連携していて、魂の目的に沿った「在り方」を指導・指南します。
何らかの理由で強固になってしまった「自我」の壁を乗り越える手伝いをし、常に支えてくれています。
人生の要所で必要な鏡的な出会い、気づきに必要な言葉などを用意してくれ、人としての成長を促してくれます。
主護神も主護霊も自分の内に存在する
「何を見て、何を感じて、どうしようとしているのか」は、自分の中に全てあることです。
ですから、常に自問自答するように、主護神・主護霊と相談します。
「答え」は出てきません。
そうであろう選択が湧いてくるだけです。
その選択を実行した結果が答えなのです。
自分に素直な人ほど、この実行は早く、結果も早く得られます。
「答え」と聞くと正解かそうでないかという観念に囚われやすいものです。
現代教育の答えの観念は、答えとしてあるものを当てに行くクイズのようなもの。
どうしても「正しい・間違い」に分別したがるものです。
人生においては、選択と結果があるだけなのです。
真意はかなり足元にある
更新の際、いつも思うことは「そういうことなんだ・・・」ということ。
そのことを自分に言い聞かせ「受け入れる」か「否か」の選択肢しかありません。
それは、今までと真逆なことに見えるかもしれません。
それは、今までになかったことかもしれません。
言ってしまえば「未知」なる選択が多かったりします。
その未知に自分が飛び込めるかどうか。
「不安」や「恐怖」は自分の中にあります。
魂が選択し、自我が遂行するという意識であればあるほど、魂の進化は早いものです。
タイトルを見て、何?と思った方もいるでしょう。どういう意味か。スピリチュアル観は、霊も含めた世界の見方と自身の在り方を模索します。人の中には「自我」と「神我」(魂)の二重構造が存在しています。どっちかに傾倒す[…]
進化を促すひふみ祝詞
日々の日課に・・・。