ココ掘れワンワン~心の奥の声を聞く

もうどれくらいになるだろう。

妻の友人であるS氏は、かれこれ20年以上の付き合いになる。

私の歴史を知る、数少ない友人だ。

S氏は、時折我が家に来て、笑いを振りまき、困ったときの助けになってくれる有り難い存在だ。

スピリチュアルの学びをしているのだが、我が道を歩く強さを持っていて、我が強い。

とはいえ、主護たちの言葉には耳を貸してきたのだが、ここ最近大きな変化を迎えようとしていた。

 

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S氏の心の奥にある「〇〇」は?

ある日、いつものように我が家に来ては、天然の神降臨などもあって笑いまくっていた。

・・・のだが、吾輩の突然の咳き込みから、ディープな時間へと変わっていった。

S氏は、人の話は真面目すぎるくらい聞くのだが、考えているうちに頭から零れ落ちる性質。

今回は、指導霊からのメッセージ。

実はこの指導霊、数年前から憑いているのだが、働けなくて「ツタ」のようなものでがんじがらめになっていた。

ツタは、自我の抵抗エネルギー。あまりの抵抗の強さに、ツタのように主護を縛り付けてしまうときがある。

ツタを外すと、少しずつ対話できるようになった。

いよいよ「本気」で自分と向き合う時期が来ている。

自立して、自分の力を信じ、世に出ること。

これまでの心構えでは超えていけぬ。しかと心せよ。

などの話をすることに。

 

指導霊が出てくる直前から、魂意識と自我意識の話をしていた。

S氏の心を深く掘り進めることになった。

自分の本当の思いにたどり着くには、それ相応の経験値が必要だし、魂のあらましを理解しようという意志が必要だ。

「人の気持ちがわかる人間になりたい」

S氏が数年前から言葉にしてきたこと。

 

ロッキー
なぜ人の気持ちをわかりたい?

S氏
「助けになりたい!」「幸せになってほしい!」から。
ロッキー
なぜ、助けになりたい? なぜ、幸せになってほしい?

私は『なぜ?』と聞き、S氏に考えて考えて、心に耳を傾けて、答えをひねり出すよう促す。

頭のキャパが足りない・・・とか、いろんな言い訳をしながら、S氏はしばらく考え、

 

S氏
それが自分の幸せだし、喜びだし、嬉しいから。
ロッキー
なぜ、それが自分の幸せで、喜びで、嬉しくなるんだ?
S氏
え? なぜって・・・

ここに壁がある。

自我の壁には様々なパターンがある。

自我は個性を表現し、全体からの個別化を図る働きがあります。

「~なら、~れば」「もし~だったら」「だって~じゃない? 」「でもなぁ・・・」「わかんない・・・」「難しいよ~」などの考えが出始めたときは、壁だと思って間違いない。

この先に確信がある・・・そういうと、また必死に考える。

意外と負けず嫌いなS氏。

S氏
自分もそうして欲しい・・・と思うから。
ロッキー
自分もそうして欲しいから相手の気持ちをわかりたいの?

S氏は、少し困惑しながら、自分の言葉をじっくり感じている様子。

ここら辺から、Pちゃんの助け舟が入る。

Pちゃん
相手が幸せだと自分も幸せ・・・と言うことは?

何かがパッと閃いたようで・・・

S氏
相手が自分だと思うから!!
Pちゃん
・・・ということは?
S氏
あなたはわたし!!

 

上記の内容はかなり引き算した内容になっています。この対話に1時間ほどかかりました。

S氏は、我が家に来るたびに、一つのテーマを掘り下げることをしている。

今までは「点」での解決だったのだが、これから先は「線」から平面へと移行していくことだろう。

 

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魂と自我の働きを図にしたもの

高橋圭子著:ディスカバリー参照

魂の思いは、常にここに在る。

どんな人も、幸せで在りたい、楽しく生きたいのだ。

その幸せや楽しいを噛みしめるために、正反対の経験がある。

苦しい、辛い経験だ。

実は、この苦しい、辛い経験も魂にとっては歓びであることがほとんどだ。

目の前の人が困難に直面して、とても苦しい状況にあったときこそ、「なぜ、こんなに苦しく辛いのだろうか?」と自問自答するといい。

その人が何を困難とし、何を苦しいとし、何を辛いとしているのか。

それを感じ取ることが出来る。

感じとらずに、ただ手助けしてしまうと、大体はろくな目に合わない。

助け方があると思う。

 

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何をどう助けるか。

◎もしかしたら、考え方や思い癖かもしれない。

◎トラウマがあって、記憶のすり合わせが自動的におこるように心が設定されているかもしれない。

◎本当は苦しく、辛いのではなく、人恋しくて演じているだけかもしれない。

◎助けてくれるのを待って、すがろうとしているだけかもしれない。

など。

他にもいろんなことが思い浮かぶ。

その答えは、自分の中に必ずあるものだ。

相手を自分としたとき、はじめて心の中に映し出されることなのです。

◎考え方を変えるように促すこと。

◎幼少期に培った思いを聞くこと。

◎演じなければならない理由を探ること。

◎すがろうとする理由を探ること。

相手を自分としたとき、自分が今までしてきたことは記憶の中にある。

自分がしたこともないようなことであれば、経験し学ぶことになる。

ただそれだけのこと。

しかし、人には人情というものがあります。

人情は、時と場合によっては、諸刃の剣となってしまうことも。

自分が憐れだと思う人ほど、人を助けない。

自分より憐れである人を見ると、自分が少し救われた気になってしまうから。

自分より劣っているとみなすと、優越感に浸れる。

人の不幸は蜜の味。

自分が大好きな人ほど、人を助ける。

自分と同じ思いをしていることを知ると、力を貸して、乗り越えた先にある幸せを手にして欲しいと思うからだ。

 

S氏には、私もたくさん助けてもらった。

ある時は、金銭的なこと。

ある時は、とても辛い思いをしているとき、S氏の天然の神降臨で笑い飛ばせたこと。

思い出すだけでも両手に余る。

少しずつでも成長しているS氏の姿に、私はとても癒されている。

頑固者同士、切磋琢磨出来ているようにも感じる。

霊主体従への意識変化

魂意識に近づくのは、自分ではなかなか実感できないもの。

しかし、観る人には観えているのです。

自分の無意識が見知らぬ誰かに影響していること。

意識的な行為が見知らぬ誰かに伝わって影響していること。

魂意識が正しいとか、そういう問題ではなく、魂が求めている自身の在り方を実践していく意志が大切なのだと言いたい。

それが自分の本当の姿。

S氏と共に歩む未来が、いまからとても楽しみで仕方がない。

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