相違

親と子の価値観

私の父親は職人だった。 縫製業を営み、バブル時代に翻弄された職人だった。 父親の価値観に違和感を感じ始めたのは、小学校高学年くらいだったか。 気質も相まって、上からの命令口調が多かった気がする。 親父本人が「子を放任主義で育てた」と豪語していただけあって、割に自由にさせてもらっていたとは思う。 しかし、職人肌の人の在り方は、私にとって、とても窮屈だった気がする。 そんな私も、仲間内からは「職人肌だ […]