最近見る夢は、過去のこと。
忘れていたことまで詳細に思い出しては、その巡りを感じる。
巡りとは、自分がしたことが還ってくるという法則のことだ。
多くの人と関わり、多くのことをしてきた。
【4月12日 AFP】世界的に有名な英出身の霊長類学者、ジェーン・グドール(Jane Goodall)博士(86)は、新…
このニュースを見て、とても共感した。
「命」に対する人の業が、今の新型コロナの原因と言っても過言ではないだろう。
生きることは命を頂くこと
毎日食卓に上がっている食べものは、全て生き物だ。
野菜、お肉、魚・・・全て生き物が形を変えただけ。
今の時代、当たり前にスーパーに並び、当たり前に料理し、食している。
日本の風習にある「いただきます」「ごちそうさま」は、生き物に対する感謝と敬意を忘れないようにしてきたこと。
今日の食卓に上がったものが、どう巡ってきたのかを想像してみてほしい。
大地の恵み、大海の恵み、大切に育てた人々への感謝、食卓に運ばれてくるまでの大勢の人々の働きに対しての感謝。
料理をしてくれた人に対する感謝。
自分が生きるために、どれだけの命を頂いているのかを。
動物由来のウイルスだとされている新型コロナは、命に対する人の観念の歪みを警告しているかのようだ。
ウイルスは自我を持たず、ただ歪みを記録した遺伝子情報を伝染するだけの役目。
更なる歪みを記録しなおせば、変異という形で情報を書き換える。
歪んだ波動が自身の中にあれば、共鳴して細胞内を破壊し、「命」を蝕む。
今こそ「命」を真剣に考える時ではないか。
命あって、生きていける。
命を頂いて、生きていける。
命を費やして、命を活かす。
全ての中に「命」があって、誰がために命を差し出している。
そんな単純なことに深い感謝を贈る意識。
それが、誰がために自分として最低限するべきことなのではないか。
どんな巡りが、今の自分に還ってきているか。
生きているから、巡りを生む。
感謝が巡れば、感謝が還る。
恐れが巡れば、恐れが還る。
巡りは、「愛」の中にある。
取捨選択しているのは自分であり、誰のせいでもない。
全世界に蔓延している新型コロナが人類に教えようとしていること。
闘いとか、封じ込めとか、何人感染したかとか、経済対策とか・・・。
混沌とした世界の中で、右往左往する人々。
拡大防止のために、家にいることすらできない?
会社があるから感染しても仕方ない?
お金を稼がないと生きて行けない?
今までの暮らしが成り立たないと不安?
その奥に隠されている本当はなんだろうか。
新型コロナを生み出した存在がいるならば、生み出した理由はなんだろうか。
この地球。
生きているのは、人だけじゃない。
全ての存在が、互いを支え合って、成り立っている。
「命」を潰しあうのではなく、
「命」を支え合う意識。
人類がしてきた巡りを心の奥の奥でしっかり捉えたら、
本当のことが見えてくる。
ふるべゆらゆらとふるべ