今日、新しい仲間がやってきた。
仲間と言っても、人ではないのだが・・・。
浄霊は体力勝負
人の霊を霊界に送って、成仏させるとなると念仏だけではかなり大変。
なんとか自動的に成仏まで導いてくれるシステムは出来ないかなぁ・・・と思って考え編み出したことがある。
かれこれ13年前までさかのぼるのだが。
当時は霊と対峙するのが日々の日課で、これがとてつもなく面倒だった。
この世に未練タラタラの霊となると、我儘で頑固で自分勝手で・・・あ゛ーーめんどくさい。
怒りとか恨みとかになると、さらにめんどくさい。
いちいち調伏して、教化して、改心させて、納得させて、霊界へと導いていたのだが、こっちの身が持たんのです。
同時に、呪詛系のこともやっていた。
人が人を呪う。
人が神を呪う。
そんなことも当たり前に処理することになっていたのです。
これはこれで、呪詛の内容を見て、どんな呪法でどんな人が、どんなことを封じたくて、どう呪ったのか・・・いちいち把握せにゃならんのです。
霊視するにも階層の違う次元を同時に見ては、呪った側、呪われた側、双方の納得いくラインを見つけなきゃならんのです。
そんなとき、通称「狐憑き」と呼ばれる稲荷の祟りと出会いました。
稲荷についての詳しくはこちら
母親の実家は秋田にある。厳密には、養子だったのだが・・・。まぁ、それはさておいて。母親が亡くなる直前に、秋田に居た祖母が死んだ。老人のよくかかる肺炎での孤独死。代々続いた家系もこれで終わり・・・って言う感じで[…]
お稲荷さんは、我々にとって切っても切れない大切な存在。
そんなお稲荷さんから祟られるってことは、余程の事に違いない。
でもね、およそ人側の都合だったのです。
それを祟りと称されて、忌み嫌われるなんてことは道理が通らん!!
そう思ったわけです。
散々こき使われて、田畑の監視から浄化、収穫まで一手に引き受けてくれているのに、「感謝」すらない。
ましてや、田畑を売り払い、祠もほったらかしにしている人も大勢いるとわかりました。
時代の変遷とともに仕方ない事なのかもしれませんが、先祖代々お世話になってきたお稲荷さんの処遇に憂いさえ感じました。
田畑がなくなり、祠も失い、焙れてしまったお稲荷さんはどうなるかご存じないですよね?
野狐となって、彷徨ってしまうんです。
人ならば、家を失って、屋外生活者となってしまっているようなモノ。
それまで人の持つ田畑を世話していたのに、その田畑に費やしたエネルギーを回収する日々。(これが稲荷の祟り)
祟られたと勘違いした人は、能力者やお坊さん、神主などにお祓いを依頼して、強引に対処しようとする。
人の都合で彷徨わせたお稲荷さんたち。
よくよくお稲荷さんと話していくうちに、リクルートを思いついたのでした。
田畑の世話以外でも働いてもらえる場ができるよう考えを巡らしたのです。
うんちくは、これくらいにして。。。
霊媒のピーちゃんの異変
台所で水仕事していたら、突然の嘔吐。
イライラマックスで震えるくらい。
大体そういう時は、結構きつめの霊体か、呪われている者系。
ヒーリングしていると、ピーちゃんが咳き込み始めて、えずくのを数回繰り返すと、すーっと戻った。
出てきたのはお稲荷さんでした。
この「お爺」というのは、京都の伏見稲荷のお爺稲荷のことで、一番偉いお稲荷さん。
色々話していくうちに、私についてる稲荷さんの代わりに、呪い外しつきで派遣されてきたようです。
その後、お爺も来てくれて、久しぶりに話すことが出来てよかった。
お爺曰く『よー働く子じゃから、頼んだぞよ』と言っていた。
と言うわけで、新しい仲間が来てくれたのでした。
名前は「すな〇」
早速、お稲荷の引継ぎをして、我が家のルール的な事は、前任者に説明してもらったのでした。
仲良くしていこうねぇ。