女性の最大の喜びである「出産」
しかし、なんらかの理由で諦めざるを得ないこともあると思います。
また出産後に病気などの理由で亡くなられるお子様もいます。
罪悪感、喪失感に苛まれるクライアントさんも少なくありません。
水子とは
生まれてあまり日のたたない子、あかごのこと。
また、胎児、特に流産または人工妊娠中絶により死亡した胎児のことを指す。泡子とも。
水子という呼び名は、生まれて間もなく海に流された日本神話の神・水蛭子より転じたものとされる。
霊界における水子は10歳に満たない子供を指しています。
水子のことは、とてもデリケートな問題です。
この痛みや苦しみは、当人にしか分かりえないこと。
水子供養を長年続けられている方もおられます。
子供が親を選ぶ
転生の時、魂は自分の意図に沿った内容に近しい親を選びます。
いくつかの候補があり、生れる日も決まっています。
どうしてもその親じゃなければならないときは、数百年単位でタイミングを測っている場合もあります。
生まれるとき、最高の祝福とともに、この世に降臨してきます。
まれに、流産を経験しなければならない魂もいます。
前世において、流産したことで苦しい思いをした母親であったことが多いです。
子供の立場から流産を経験し、理解することが目的であるようです。
魂は分かっている
どんな理由であれ、生まれ出れなかったことを子供の魂は理解しています。
そして大半の子供の魂は、母親が苦しむ姿をとても悲しんでいます。
その悲しみの原因が自分のことだと知っているからこそ、この世から離れられず、母親を癒したくて残っていることが多いのです。
子供の魂は、母親を恨んだり憎んだりはしていません。
ただ心配なのです。
障りを起こすのは、存在を知らせて、本当の気持ちを伝えたいからなのです。
障り自体は、腰痛の時もあれば、手の小指の痛みや違和感で知らせてきます。
母親が悲しみを乗り越えた時、罪悪感を捨てられた時、未来に希望が持てた時、子供の魂はあの世へと旅立つのです。
子供の魂は訴えています
「ママを助けて。僕(私)のことから解放してあげて。僕(私)はママの子で生まれることが出来なくても、ママのことは愛しているから。」
子供の魂の声は、愛に溢れ、慈しむ気持ちでいっぱいです。
その時生まれることが出来なかったとしても、次の機会を待つ子供もいます。
この場合は、前世でも親子であったとか、前世での絆が深い場合です。
おおよその魂は、転生時の候補であった他の親の元に即時転生します。
ごくまれにですが、親の方が、妊娠を恨んでしまうことがあります。
親の自分勝手さを子供は気づかせたくて、障りを起こす場合もあります。
それでも、子供の魂は親を恨んだり憎んだりはしません。
何かを恨んだり、憎んだりすることが、自分自身を傷つけていることに気づかせたいだけです。
水子供養の本当は
生むことが出来なくても、生むことが出来ても、子に選ばれたことに感謝することです。
自分がどんな選択をしたとしても、子供の魂は、親を許しています。
ですから、
生んであげられなくて「ごめんね」ではなく、
私を選んでくれて「ありがとうね」と言ってあげることなのです。
供養塔を建てられた方もいるでしょう。
「ごめんね」は、自分の心を傷つけ、子供の魂を傷つけてしまいます。
今までの自分の在り方を変えて、「ありがとう」と心から伝えてください。
子供の魂は、いつも朗らかにあなたを見ています。
他の親元に転生したとしても、子供の魂はあなたに感謝しています。