スピリチュアル道の駆け出しのころ、よく眩暈になっていた。
それは、突然起きるもので、右に左には勿論、上下にも、時には自分が居る場所さえ分からなくなることも。
しばらくジッとしていたら収まるのですが、自己観察を繰り返していたら、分かったことがあった。
原因不明の眩暈
病院に行って、脳波検査や耳鼻科でメニエール病を疑ってみたものの、当てはまると言えば当てはまるし・・・。
薬を飲んでも、何しても、眩暈が起きる。
普段は本当に何でもないのだ。
突然、グニャーってなるからビックリする。
病気?なのか?
そう疑い始めて、眩暈観察が始まった。
まず中耳炎を疑った。
私は、慢性中耳炎のキャリアで、48年患っている。
鼓膜はなくなり、鼓膜の代わりの組織が出来上がっている。
医者もビックリするものらしいが、まぁ聞こえているから問題はない。
ただ、ある特定の周波数は聞き取りづらいのだが、支障ない程度。
三半規管もいかれてきたのか・・・?
そう疑ってみたものの、平衡感覚は普通くらいなので、問題なし。
回転とか圧力がかかるのは苦手で、目が回りやすいのは確かである。
しかし、眩暈の時の感覚とは全然違うのだ。
次にストレスを疑った。
これはいくつか当てはまる。
①違和感を感じても相手に合わせてしまう。
②「それが正解!! 」を探してしまう。
③自分のことより相手を優先した回答を出してしまう。
④嫌だな・・・と思うことを無理矢理やろうとする時。
⑤その他・・・ストレスを感じるあらゆることの模索
これらは、当たり前にやってきたことで、自分の内面的なトラウマや自分いじめ癖(完璧主義)などが原因だった。
捉え方、考え方、思い癖、観念、価値観、自分の基準、自分ルールなどと向き合い、自分が生み出すあらゆるストレスと向き合うことになった。
結果的に、自分の思いや考えたことを真っすぐに出し始めたら、眩暈が少なくなった。
つまり、自分の本音に対して、自分自身が素直であるということ。
次に霊との接触を疑った。
霊的な存在(巷で言う幽霊)や、自分の波動と著しく合わない存在(神・霊など)も眩暈の原因だとわかった。
これは、偶然居合わせた霊能者が、眩暈を起こした時の自分を見ていてくれてわかったことだった。
その時は、ある有名人の霊だったが、話を聞けなかった自分に、「話を聞いてほしい・・」と霊体になったその方が近づきすぎて起きた眩暈だと教えられた。
この時の感覚は、これまで眩暈を起こしたときにあった感覚にいくつか当てはまった。
その霊能者からは「わかる人なんだから、受け入れなさい」ときつく言われ、受け入れることを決意した。
その後、沢山の霊能者たちと交流をもって、霊の存在を自分の中で明らかにしていくことになった。
霊=悪いもの
怖いもの、悪霊などといった観念で、一方的にレッテルを貼っている自分に気づいたし、霊の理を理解しようとすればするほど、霊界の真実に近づいていくことになった。
とどのつまり、「悪霊はいない」という結論に至り、悪霊とされている者にも様々な理由があることを理解した。
人と同じで、生まれた時から悪いやつはおらん。
死んだそばから、悪い霊はおらん。
この世に未練を残してしまう理由を知り、相手を理解することで解決できることが多いことも分かった。
内なる存在を認めた。
最後の最後に「魂」の存在を認めることになる。
外側意識より、内側意識を大切にするよう意識変化を起こした。
内外の意識についての考察を進めていくことで、自分の位置を確かめることに至った。
歪みの原因となるのは、自分の魂意識と自我の溝が生むものがほとんど。
自分の進化や変化を促す働きに対して、抵抗している自分の一面があることで眩暈などの結果が生じることを理解した。
おおよそ眩暈がなくなったわけです。
プロセスはいくつも踏んできたけど、今では、眩暈の前にいろんな気づかせもあるし、霊的存在、神なる存在、精霊の存在を認めているから理由がある程度分かるようになりました。
自分の中の歪み=眩暈
ということがよくわかったのです。
眩暈として「気づかせ」を起こしていたのは「魂」の存在だったのでしょう。
しかしながら、眩暈が起きるときはある。
①天地軸のズレ
②気象的な問題
③時間・空間の歪み
これらが原因の場合は、未だに眩暈が起こることがあります。
有ってはならない場所に有る建物などに入ると、眩暈が酷かったり。
天気の崩れが大幅であるときも、崩れ幅が大きければ大きいほど眩暈が酷くなります。
時空間の歪みは、電磁波や、人・音などの他の波動が荒いとき、または、未確認飛行物体(UFO)などが上空にいるときなど。
スピリット感覚を磨けば磨くほど、歪みに対する感覚も増してきます。
今では「合図」と受け取って、対処するようにしています。
その中での静寂を見つけていくことが、自分の成長につながることも知りました。
あくまでも、私個人の体験からの内容ですが、参考になればと思い書き記しました。