自分が誰かにして欲しいことを『誰かにする』
「誰かが自分にしてくれたらなぁ。」そう思うことってないですか?
その「して欲しいこと」を誰かにする。
無私の気持ちで、まるで自分自身にしているかのように。
し終わって、「ありがとう」が返ってきたとき、どう感じるだろう。
自分が愛されたいと思うならば、誰かを愛しなさい。
自分が認められたいと思うならば、誰かを認めなさい。
自分が稼ぎたいと思うならば、誰かを稼がせなさい。
自分を満たしたいと思うならば、誰かを満たしなさい。
その自分を知るために、他人を知りなさい。
そう神からアドバイスを受けたことがあった。
尊い存在たちは、口を揃えて同じことをいう。
宇宙の法則/ブーメランの法則
自分が投げたものが還ってくるという法則。
「目には目を、歯には歯を」
相手の目を奪えば、自分の目を奪われる・・・という警告のようにもとれます。
逆に、相手に目を与えれば、自分の目となる・・・という啓示にもとれます。
ブーメランの法則の陰陽面を言葉にしたものなのかなとも思えます。
思い出してほしい
今の現実は、過去の自分が投げた結果として現れてきます。
今自分がして欲しい事をしてもらえないのは、誰かがして欲しいことをしてあげなかった結果とも言えます。
過去の自分が、誰かのために何かをしてあげていたかどうか。
これしてくれない・・・に対して、どういう応対をしてきただろうか。
または、きっとこうして欲しいんだろうな・・・と感じていた時、どんな応対をしてきただろうか。
今の自分が未来の自分に対して、何を投げているのか。
それがどうなってほしくて、投げようとしているのか。
このブーメランの法則は、どんな場合にでもあてはまります。
感謝を常に口にする人たちは、感謝されるようにできています。
文句ばかり言う人には、文句が還ってくるようにできています。
あなたの行い、口から出た言葉は、宇宙にずーーーっと残り、過去の自分が言った言葉が、今のあなたを覆っています。
どんなことが起こっても、どんな出来事に遭遇しても、「感謝」に変えられる人は、今も感謝に溢れたエネルギーに覆われているものです。
簡単なことでいい
ママがお洗濯で大変だな、ママは誰かに手伝ってほしいな。
洗濯を干すこと、畳むこと、しまうこと。
ママのお手伝いをしよう。
ママのためでもなく、褒められたいでもなく、 ただ、洗濯を一緒にする。
それだけ。
ママから、「ありがとう」と言われたとき、とっても嬉しいはず。
身近なことでいい
食べ終わったお皿を片付けるでもいい。
掃除するでもいい。
電車やバスで席を譲るでもいい。
何かを手伝うでもいい。
自分がして欲しいな・・・そう思ったことを他の誰かにする。
誰かに強要することもなく、自分に課すこともなく。
ただ無私の心で誰かにする。
『まずは、自分から』
先に説明したブーメランの法則で、自分から先に行動に移すこと。
それを手にしたければ、まず誰かにそれを掴んでもらおう。
苦しく、辛い事は、試練と捉えて、常々「感謝」を口にしよう。
未来の自分に何を投げるかによって、今の現実は変わってきます。
それが当たり前の世の中は、
きっと『愛』に溢れた世の中だろうな。
心の奥では、誰かにすることは自分にすることと同じこと。
魂のレベルでは、自他の違いはないのです。