10月は神無月。
神が出雲に集まるとかいうけれど、我が家に神無月はない。
台風も過ぎ、快晴だったのは束の間、これからいよいよ冬へと季節は移り変わる。
季節の変わり目は、エネルギーの変わり目でもあるし、台風によってもたらされた様々なエネルギーや影響を受けている人は多いと思う。
人が変わるのは一瞬
今までの自分を主にして、記憶をたどり生きている人がほとんどではないだろうか。
経験してきたことの中から、安心と不安をより分けて、心の中のそれぞれの箱にしまわれる。
新しい発見や、気づきも、過去とのすり合わせがあって、未来へと紡ぐものなのだが。
自分として、全く新しいことに身を投げ出していくのは、ことのほか怖いものだ。
経験したことのないことは、自分がどうなってしまうのか「わからない」から怖い。
世界は時間で縛られ、チの法則に囚われ、記憶によって善悪が決まり、身の安全が一番と死を恐れる。
割とこんな風に生きている人は多いのではなかろうか。
それはそれで、生き方の自由なので、それでいいと思っている人には何も言うことはない。
ただ、漠然とした何かに、漠然と思いを寄せたり、不安になったりしている人も少なくない。
変化を求めている自分に気づく
先日の台風以降、新たなエネルギーの流れが出来てきます。
中には、「何とも言えない気持ち悪さ」を感じている人もいるようです。
いつもと何かが違う感じがする。
今まで経験してきたこととは、明らかに違う流れを感じる。
こんな自分が嫌になってきた。
やたらと過去の嫌な自分が脳裏をかすめる。
など
ここ数日、私の周囲だけでもこんな声を聞きました。
地球を含む大きな流れは、着々と変化していき、人の世に影響します。
心の奥に追いやった自分の感情、思考が堰を切ってあふれ出してくる人も中にはいるようです。
それは、違和感満載の「気づかせ」として起きるエネルギーの波をキャッチしている事実なのです。
さて、どうするか?
新しい流れに身を任せてみるか。
今までの生き方を変えずに生きるか。
選択する時期なのかもしれません。
ただ単純に、大きな流れがあると意識するだけでも、変化は起こります。
その変化を否定することなく、ただ受け入れていくだけです。
台風のエネルギーで隠れていた自己が表出
天と地のエネルギーをかき混ぜる台風のパワーで、内面的にも大きな変化がある人がいます。
無意識の中には、過去の様々な思い出や感情が隠れています。
誤魔化してきた自分がいるなら、誤魔化しきれずに心がざわついてしまう。
押しつぶしてきた自分がいるなら、反発が凄くあって、心が落ち着かない。
やたらとネガティブな思考に陥ってしまいがち。
そんな方が私の周囲にも大勢います。
私自身も、やりきったつもりでいたのに、イライラが止まらなくなって、内観を改めてしています。
○○したつもり・・・
これが意外にも多いものです。
何度も何度も向き合ってきたのに、その方法だってわかっているのに、どうしても囚われてしまうのは「許せてない」か「信じてない」結果だと感じます。
深呼吸して、リラックスする時間をとって、おおらかな気持ちで内観できるといいのですが、そうもいかない人もいると思います。
自分の中にあるコアテーマ。
これが実に厄介になってしまう場合もありますから、時と場合によって見方を変えていくように心がけたいものです。
今が踏ん張りどころ
2020年まであと二か月ちょっと。
この冬は、何か精神的な揺さぶりがありそうだ。
大きなエネルギーの変化には誰も逆らえないから、いろんな淘汰が在りながら自然に変わっていくのだろう。
今までの自分をベースにして、どう変化していくのかを楽しめればいい。
囚われがあると、辛苦を伴うから、今から手放していこう。
そう心に決めた今日。