感情や想念のことは、いくつか書いてきました。
自分に素直な感情は、そのまま思いとなって、自分らしい世界創造になるべく広がります。
ところが、想念というものは、言ってしまえば容赦ない。
素直であろうが、悪意があろうが、誤魔化しがあろうが、自分の世界創造に繋がってしまいます。
皆さんもご存知の「引き寄せの法則」に従って、自分の世界に引き込んでしまうのです。
理想の世界を創造したければ感情を知れ
誰しも、理想として描く未来像があると思います。
一寸の狂いもなく、その想念を出し続けることは非常に難しいものです。
もし、それが出来ていたら、あなたの世界は理想としていたものに、既になっているのです。
ところが、理想と現実という言葉があるように、なかなかうまく行かないと思っていませんか?
それは、思い描いた理想に対して、自分の無意識がモノ申している場合が多くあるからです。
この無意識の領域も、自身の想念の中に組み込まれている事実を知れば、納得するはず。
無意識下に置かれた自分の感情は、いったいどうなっているのか。
自分の中の高次と低次
ハイヤーセルフ(最高の自分)という言葉があります。
その対義語として、ローワーセルフ(最低の自分)という言葉もあります。
どっちも自分の中に存在するもの。
高い意識状態であるハイヤーセルフは、自分自身の本来のアイデンティティでもあります。
我々の生きている世の中は、有象無象が混沌としています。
高次も低次も、ぐちゃぐちゃに入り混じっていて、しかも低次の力は高次の力よりも強い。
まるで重力に縛られているかのような低次の意識は、人々を低次へと引きずり込みます。
高次の自分は、そこから脱して、より高い次元へと向き合いたいのに対し、顕在意識では低次の自分となってしまう。
それが当たり前化して、それが自分だと思っている人にとって、ハイヤーセルフの言うことは戯言か、気のせいになってしまう。
ハイヤーセルフのことすら知らないかもしれない。
そんな世の中においてでも、ハイヤーセルフはローワーセルフを愛してやまない。
ハイヤーセルフに、いち早く気づいて、耳を傾け、心を開き、それが本当の自分だと言えるのは、素晴らしい事だと思う。
想念は常に発信し続けている
良いも悪いも、想念は止むことなく発信し続けています。
その想念が引き寄せてくる現実に苦労している人たちも大勢、いや、ほとんどなのではないでしょうか。
そのこと自体が、地球での学びの一環で、混沌から抜け出していくために起きていることだとしたら。。。
想念の在り方を変えるしかないわけです。
他者がどうとか、世の中がどうとか、そういう問題ではなくなります。
自分を変えていくより他にないのです。
では、どのように変えていくのでしょうか。
想念を変えるには、感情を知ること
自分の中にHigh&Lowがあり、意識している領域と無意識の領域があります。
人の心には、防衛手段として「嘘」「ごまかし」「すり替え」「壁」などがあります。
本音とは程遠い在り方をしてしまう原因でもありますが、それが悪いと言っているわけではありません。
本音が言えない、出せない時の自分の感情がどうなっているのかを見つける
相手に本心を見抜かれたときにどんな感情が湧いているだろうか。
嘘やごまかしたとき、心の奥ではどんな感情が湧いているだろうか。
そのあと、どんな言い訳を自分にしているだろうか。
それらをしている自分を心の中では、どう感じているだろうか。
本当は、どうしたかったのだろうか。
そして、本当は○○したかった自分が居たなら、「次は、そうする」と決意して実行することです。
想念もそれに従います。
もちろん、それまで送り続けてきた想念が引き寄せた現実との向き合いも、小テストのようについてきます。
この小テストは、かつての自分が蒔いた種として、きっちり刈り取りましょう。
刈り取りが終わるころには、「○○している」現実があります。
感情と想念は連携して、自分創造に繋がっています。
本当は、どうしたい?