「嫌だ!!」には、必ず理由がある
どんな人でも「嫌だ」と思うことってありますよね。
そもそも、なぜ嫌なんだろうか。
私は、散々「嫌なこと」と向き合った結果、「そんなに嫌じゃなかった」と気づくということが沢山ありました。
「嫌だ」は拒絶反応
ただ何となく嫌だと思っていることがあります。
洗濯物を畳むとか、食事後の食器洗いとか、掃除とか。。。
人ごみに行く、人前に出て喋る、無理強いされている感がする、視線が気に食わない、ヒソヒソ話・・・。
虫、爬虫類、両生類・・・。
これは絶対イヤ!!というものもあります。
気持ちや気分が悪いとか、イライラするとか、なんかムカつくとか・・・。
知らないことが起きるとか、自分らしくないこととか・・・。
それ全て、理由のある拒絶反応です。
何故に拒絶する?
以前にも書きましたが、「見ている世界は自分の内面」です。
嫌だ!!としていることは、実は自分の中にもあることなのです。
その自分を真っ向から全面拒絶しているわけです。
それだけで、とても息苦しいし、辛いものです。
例えば、トカゲや蛇が嫌いな人がいます。
進化の過程で、トカゲや蛇を経験しているのですが、それを知らない。
母親のおなかの中では、人類が進化したであろう経験を済ませているのをご存知ですか?
細胞の一つから分裂していく過程で、トカゲや蛇を通過しているのです。
また別の意味があったりします。
宗教的シンボルであるトカゲや蛇。
前世の体験で、その宗教観に苦しめられたとか、願いが叶わなかったなどの理由があったりします。
中には、鱗やヌメヌメ感がダメという人もいたり。
恐怖症と嫌だ!!は密接しているかもしれません。
狭いところが嫌いな閉所恐怖症は、閉じ込められる、埋められるという経験が幼少期や前世にあって、死に対する恐怖と相まっていることが多いです。
高いところが嫌いな高所恐怖症は、落ちる、落とされる=死、という経験が死に対する恐怖と相まっていたり。
虫恐怖症は、虫の種類にもよりますが、自分の身体を虫に食べられたとか、縛られて虫攻めにあったとか。
嫌なことを書き出して眺めてみる
嫌なことがたくさんある人は、それだけ自分自身の可能性をつぶしてしまっています。
折角生きているのですから、もったいないと思います。
私がよくやったこととして、書き出してみることをおススメします。
書き出したリストの一つ一つを検証していく感じです。
実際にやってみたり、触ってみたり、食べてみたり。
やらず嫌い、触らず嫌い、食べず嫌い・・・だったことは沢山ありました。
ただの苦手意識で遠ざけているケースもありました。
ただの面倒くさいでやらないケースもありました。
ところが、やってみると出来るわけです。
それが面白いか、そうでないか、楽しいか、そうでないかは、やってみてから決めればいいこと。
嫌いな食べものも、ただの苦手意識であったことが多いです。
しっかり理由が分かってしまえば、嫌だとすることが無くなったりします。
それでも嫌として残るものはありますが・・・。
一つ一つをクリアしていったら、苦手意識は遠のき、面倒くさいも少なくなりましたが・・・まだありますねぇ(笑)。
しかし、自分の可能性を広げることには成功したと言えます。
家事なんて全くできなかったのですが、今では食事当番。
料理は実に面白いと思いますね。
興味ある食材や料理を目にしたり、食べてみたりしたら、真似てみますしね。
掃除、洗濯は、ただの面倒くさいが原因でしたわ。
自我の癖にもいっぱい気づけた。
嫌いを見つめるのまとめ
「嫌だ!!」を少なくしてみたら世界が広く感じる。
心にゆとりが持てるようになったと感じる。
人の世話や、話を聞くなどの行為もすんなりできるようになった。
嫌だ!!と逃げ出さなくなった。
出来ないことに挑戦する意識が芽生えてきた。
嫌いな人が減った。
散々向き合っても、それでも嫌なこともありますが、認めたうえで、遠ざけるようにしてます。
勝手に遠ざかっていく流れが生まれたりします。
嫌だ!!を出来る限り無くすことは、楽しもうとする意識が発達して、冒険心も出てきます。
無理やり「嫌だ!!」と向き合っても、逆効果の時もありますから、自分の意思で決めましょう。
特に、お子様を克服させようと無理強いしても、逆効果になります。
まずは、自分から。
嫌だ!!を克服して幸せをいっぱい集めてみよう。