集合意識ってなに
複数の個体が1つの意識を共有している状態を意味します。
感じたままを言えば、同じ方向性のエネルギーが寄って集って大きな意識として存在する。
個体から発信された意識が類は友を呼び、大きくなっていき、やがて、正当化、対立的要因、不満、不安、恐怖などといったネガティブな要因と結びつくと、とても厄介なものになります。
個体単体の意識とは違う、強い影響力を持ちます。
時として、集団憑依現象を起こす
肉体的不満
感情的不満
怒りの暴走
抑圧に対する抵抗
満たされない欲求の爆発
ニュースで話題になる海外の「暴動」は集団憑依現象なのです。
暴動は、潜在的に抱えていた無意識が表出し、普段平穏である人にも影響していく。
台風・震災・噴火といった自然現象の猛威に触れた集団が同時に抱える恐怖が集合化して、集合意識そのものがトラウマになったりします。
自分には関係ない・・・そう思っている方でも、周囲の反応が内在している魔を呼び起こすことはあり得るのです。
身近な集合意識
日本人の大好きな行列。これも、ある意味集合意識の現象となります。
並ぶほど美味しいのだろう。
みんながそうしているから、自分もそうしよう。
自然に集合化して、行列のできるお店は流行るのだが、集合化が薄れてくるとともに衰退していくものでもある。
何かのファン心理のように応援したいエネルギーの集合意識は、応援されている個人の活力にもつながります。
ですが、ネガティブな思いばかりを集めてしまった集合体は厄介なものです。
この集合体に出会うと、心の奥にしまい込んだ思いが呼応して表出してくるときもあります。
心の片隅にでもネガティブな思いがあると、集合意識に飲み込まれる要因となり、ネガティブループをはじめてしまうきっかけにもなりうるのです。
集ったエネルギーは個別の意識を離れ、単独行動を取り始めます。
「悪い噂は一気に広がる」という現象はまさにこれなのです。
根も葉もない風評や嘘の噂、嫉妬ややっかみ、人のせいにしたい自己防衛などなど。
攻撃的な思いがあればあるほど、強い集合意識となってしまいます。
人の言葉は人を殺す。
人の思いも人を殺すことが出来るのです。
我々は、これら集合意識体となってしまったネガティブなエネルギーを浄化することがあります。
その際、通常の浄化方法では祓いきれなかったりしますので、言霊と覇気と神気を使います。
自然災害の後、世界のどこかで起きる暴動、戦争などの後は日に何度もやってくることもある。
この問題を自分のこととできる人は、どれだけいるのだろうか。
集合意識に飲み込まれないためには
常々、自分と向き合って本音で生きること。
周りがしているからと流されずに、自分の中から出てくる直観に従うこと。
魔が差したと気づいたときには、すぐに切り替えられる意識を持つこと。
良い悪いで判断しないこと。
これより先、本当に様々な影響が出てきます。
集合意識の二極化も加速していくことでしょう。
己の芯(真)を強く持って、魂の言葉に従いましょう。